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WEBサービス

Webサイトに動きを!CGIとは?

- CGIの概要CGIとは、「共通ゲートウェイインターフェース」を意味する「Common Gateway Interface」の頭文字を取ったもので、ウェブサーバ上でプログラムを動かして、変化するコンテンツをウェブサイトに表示するための仕組みです。従来のウェブサイトは、あらかじめ用意された画像や文章を表示することしかできませんでした。いわば、お店に並べられた商品を眺めるだけの状態です。しかし、CGIが登場したことで、ウェブサイトは大きく変わりました。ユーザーからの入力に応じて情報を表示したり、データベースにアクセスして最新の情報を表示したりすることが可能になったのです。例えるなら、お店の人に欲しい商品を伝えて在庫を確認してもらったり、商品の詳細な説明をしてもらったりできるようになったようなものです。つまり、CGIによってウェブサイトは、一方通行の情報発信の場から、ユーザーと対話しながら情報を提供する場へと進化したのです。CGIは、ウェブサイトに動的な要素を加えるための技術として、掲示板やアクセスカウンター、ショッピングカートなど、様々な用途で広く利用されてきました。近年では、より高度な技術の登場により、CGIが使われる場面は減りつつありますが、ウェブサイトの基礎を築いた重要な技術として、CGIの仕組みを理解しておくことは大切です。
ITシステム

LAMPスタック:低コストで実現するWebサイト構築

- LAMPスタックとはLAMPスタックとは、ウェブサイトやウェブアプリケーションを動かすための、基本的なソフトウェア群を組み合わせたものを指します。それぞれのソフトウェアの頭文字をとってLAMPと呼ばれており、無料で自由に使えるオープンソースソフトウェアである点が大きな特徴です。 LAMPスタックを構成するソフトウェアは以下の4つです。1. -L-inux コンピュータを動かすための基本ソフトウェアであるオペレーティングシステム(OS)です。LAMPスタックではLinuxが基盤となります。2. -A-pache HTTP Server ウェブサイトにアクセスがあった際に、ウェブページのデータを送信する役割を担うウェブサーバーです。世界中で広く使われている信頼性の高いソフトウェアです。3. -M-ySQL ウェブサイトのデータ(ユーザー情報や商品情報など)を保存・管理するためのデータベース管理システムです。高速かつ効率的にデータを扱うことができます。4. -P-HP ウェブサイトに動的な機能を追加するためのプログラミング言語です。ユーザーの入力に応じて表示内容を変えたり、データベースと連携したりすることができます。PHP以外にも、PerlやPythonが使われることもあります。これらのソフトウェアが連携することで、動的なウェブサイトを構築することができます。LAMPスタックは、その柔軟性、低コスト、活発な開発者コミュニティの存在などから、多くのウェブサイトで採用されています。