
Webサイトに動きを!CGIとは?
- CGIの概要CGIとは、「共通ゲートウェイインターフェース」を意味する「Common Gateway Interface」の頭文字を取ったもので、ウェブサーバ上でプログラムを動かして、変化するコンテンツをウェブサイトに表示するための仕組みです。従来のウェブサイトは、あらかじめ用意された画像や文章を表示することしかできませんでした。いわば、お店に並べられた商品を眺めるだけの状態です。しかし、CGIが登場したことで、ウェブサイトは大きく変わりました。ユーザーからの入力に応じて情報を表示したり、データベースにアクセスして最新の情報を表示したりすることが可能になったのです。例えるなら、お店の人に欲しい商品を伝えて在庫を確認してもらったり、商品の詳細な説明をしてもらったりできるようになったようなものです。つまり、CGIによってウェブサイトは、一方通行の情報発信の場から、ユーザーと対話しながら情報を提供する場へと進化したのです。CGIは、ウェブサイトに動的な要素を加えるための技術として、掲示板やアクセスカウンター、ショッピングカートなど、様々な用途で広く利用されてきました。近年では、より高度な技術の登場により、CGIが使われる場面は減りつつありますが、ウェブサイトの基礎を築いた重要な技術として、CGIの仕組みを理解しておくことは大切です。