Java仮想マシン

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開発

Java: システム開発の基盤を支えるプログラミング言語

1995年、サン・マイクロシステムズによって開発されたプログラミング言語、Javaが登場しました。Javaの登場は、オブジェクト指向プログラミングの普及を大きく後押ししました。 オブジェクト指向とは、プログラムを、まるでモノを作るように組み立てていく考え方です。モノはそれぞれ独立した部品から成り立っていますが、プログラムも同じように、独立した部品として捉え直します。それぞれの部品を「オブジェクト」と呼び、このオブジェクトを中心にプログラムを設計していくのが、オブジェクト指向プログラミングです。 例えば、車を例に考えてみましょう。車をプログラムで作る場合、タイヤ、エンジン、ハンドルといった部品の一つ一つを、それぞれオブジェクトとして作成します。そして、これらのオブジェクトを組み合わせることで、車というシステムを作り上げていきます。 このように、オブジェクト指向では、部品ごとにプログラムを分割して開発していくため、プログラムを再利用することが容易になります。また、分業して開発を進めやすくなるため、開発効率の向上にもつながります。このように、Javaの登場は、オブジェクト指向プログラミングの普及を通じて、ソフトウェア開発に大きな変化をもたらしました。