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IT

企業のITを守る!アドミニストレーターの役割とは?

- アドミニストレーターとは企業の活動において、今やコンピューターやネットワークシステムは必要不可欠なものとなっています。これらのシステムが正常に稼働することで、業務が滞りなく進み、企業活動が円滑に行われると言えるでしょう。こうした重要な役割を担うシステムを支えているのが、「アドミニストレーター」と呼ばれる人たちです。アドミニストレーターは、企業内のコンピューターやネットワーク、システム全体を管理し、維持、サポートする役割を担っています。具体的には、システムの導入や設定、運用、監視、トラブル対応、セキュリティ対策など、多岐にわたる業務を行います。企業の規模や業種によっては、システム管理者、ネットワーク管理者、データベース管理者など、専門分野ごとに担当が分かれている場合もあります。例えば、システム管理者は、サーバーやパソコンといったハードウェア、OSやソフトウェアの導入・設定、ユーザー管理、データバックアップなどを担当します。ネットワーク管理者は、社内ネットワークの構築・運用・保守、セキュリティ対策などを担当します。そして、データベース管理者は、顧客情報や売上情報など、企業にとって重要なデータが蓄積されたデータベースの構築・運用・保守、セキュリティ対策などを担当します。このように、アドミニストレーターは、企業のシステム全体を支える、まさに「縁の下の力持ち」と言えるでしょう。
セキュリティ

ビジネスを守るMDMとは?

近年、スマートフォンやタブレットといった携帯端末は、私たちの日常生活だけでなく、仕事の現場でも欠かせないものとなってきています。会社で携帯端末を使うことが増えたことで、場所を選ばずに仕事ができたり、すぐに情報を共有できたりと、たくさんの良いことがあります。 しかし、その一方で、携帯端末から情報が漏れてしまう危険性も高くなっていることは見過ごせません。もしも重要な会社の情報が、携帯端末を通じて外部に漏れてしまったら、会社にとって大きな損失となってしまいます。 そこで、今注目されているのが『MDM(モバイルデバイス管理)』です。これは、会社が従業員が仕事で使う携帯端末を管理するための仕組みのことです。具体的には、従業員が使う携帯端末に、仕事で使うアプリだけをインストールできるようにしたり、紛失した時に端末の情報を遠隔操作で消去できるようにしたりすることができます。 このように、MDMは携帯端末から情報が漏れることを防ぐだけでなく、紛失時にも迅速に対応できるなど、安全に携帯端末を業務に活用するための重要な役割を担っています。
ITシステム

ビジネスシーンを変革するBYODとは

- 個人が所有する情報端末を業務で活用する「持ち込み端末」や「私物端末の業務利用」とも呼ばれるBYODは、「Bring Your Own Device」の頭文字を取った言葉です。これは、会社員が会社から支給された端末ではなく、自分が所有するスマートフォンやタブレット、パソコンなどを業務で利用することを意味します。従来の働き方では、会社が社員一人ひとりに業務用の携帯電話やパソコンを支給するのが一般的でした。しかし、スマートフォンやタブレットの普及、そしてインターネット環境の進化によって、個人の端末を業務に活用する動きが広まっています。BYODを導入することで、会社にはどのようなメリットがあるのでしょうか?まず、端末の購入費用や通信費用などを削減できることが挙げられます。また、社員は使い慣れた端末を業務に使えるため、業務効率の向上や生産性の向上も見込めます。さらに、場所を選ばずに仕事ができるようになるため、テレワークや在宅勤務など、柔軟な働き方を実現しやすくなるでしょう。一方で、BYODには情報漏えいやセキュリティ対策などの課題も存在します。これらの課題を解決するために、アクセス制限やセキュリティソフトの導入など、適切な対策を講じることが重要です。