GIGAスクール構想

記事数:(2)

IT

人と人をつなぐ技術、ICTとは?

- ICTの概要ICTとは、「Information and Communication Technology」の略で、日本語では「情報通信技術」と訳されます。これは、情報を伝える技術と、情報を処理する技術を組み合わせることで、人と人、あるいは人とモノとの間をつなぐ技術を広く指します。 私たちが日常的に利用しているサービスの多くは、ICTによって支えられています。例えば、友人とのコミュニケーションに欠かせないSNSや、遠方の家族と顔を見て話すことができるビデオ通話、場所を選ばずに仕事ができるリモートワークなども、ICTの技術があってこそ実現しているものです。また、インターネットを通じて商品を購入できるECサイトも、ICTの代表的な活用例と言えるでしょう。 ICTは、単に技術的な側面だけでなく、人と人とのつながりや、その技術をどのように活用するのかという考え方を含んでいます。つまり、ICTは私たちの生活をより豊かに、そして便利にするための手段であり、その可能性は無限に広がっています。
IT

GIGAスクール構想:教育の未来を拓く

- GIGAスクール構想とは GIGAスクール構想とは、2019年12月に文部科学省が発表した、日本の教育の未来を変えるための大きな計画です。GIGAとは「Global and Innovation Gateway for All」の略で、「すべての子どもたちのための、グローバルで革新的な扉」という意味が込められています。 この構想の目的は、すべての子どもたちに、パソコンやタブレットなどのICT端末を1人1台ずつ配備し、それらを自由に使いこなせるようにすることです。子どもたちは、インターネットを通じて世界中の情報にアクセスしたり、デジタル教材を活用して自分のペースで学習したり、仲間と協力して課題に取り組んだりすることができます。 GIGAスクール構想は、単にICT端末を配るだけでなく、それらを活用した新しい学びの実現を目指しています。子どもたちが、ICT端末を道具として自由に使いこなし、自ら学び、考え、創造する力を育んでいくことこそが、この構想の真の目標と言えるでしょう。