exeファイル:プログラムの心臓部
私たちが日々パソコンで利用しているソフトウェアやゲームは、実は複雑な指示の集まりである「プログラム」によって動いています。しかし、このプログラムは人間がそのまま理解できる言葉で書かれているわけではありません。そこで登場するのが「exeファイル」です。
exeファイルは、人間が書いたプログラムをコンピュータが理解できる言葉(機械語)に変換し、実行可能な状態にしたものと言えます。例えるなら、外国語で書かれた本を日本語に翻訳した翻訳書のようなものです。私たちが日本語版の本を読むように、コンピュータはexeファイルを読み込んでプログラムを実行します。
普段何気なくクリックしているアイコンの多くは、このexeファイルと紐づいています。アイコンをクリックすることで、対応するexeファイルが起動し、プログラムが実行される仕組みです。つまり、exeファイルはプログラムを動かすための入り口の役割を担っていると言えるでしょう。