Dynpro

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Dynpro入門:SAPの画面を自在に操る技術

Dynproとは、Dynamic Programming(動的プログラム)を短くした言葉で、SAPシステムの画面表示や操作を制御するプログラムのことです。 皆さんがSAPシステムを使う時、実際に目にしたり、操作したりする画面は、全てDynproで作られています。Dynproは、ユーザーからの入力を受け取り、データベースと連携したり、処理を実行したり、その結果を画面に表示したりします。つまり、DynproはSAPシステムとユーザーの間を取り持つ、橋渡しのような重要な役割を担っているのです。 例えば、商品の在庫を確認したいとします。この時、ユーザーはDynproで作成された画面上で商品コードを入力します。すると、Dynproは入力された情報を受け取り、データベースに問い合わせを行います。データベースから在庫情報を受け取ると、Dynproはそれを分かりやすく画面に表示します。このように、DynproはユーザーとSAPシステムの間で情報をやり取りし、システムを快適に利用できるようにしてくれるのです。
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Dynpro登録の立役者:Screenpainter

- 画面設計の心強い味方 業務システムの心臓部とも言えるSAPシステム。そのシステムを使う人が情報をやり取りする上で欠かせないのが、ユーザーインターフェースです。このユーザーインターフェースを構築する上で重要な役割を担うのが、Dynpro(ダイナミックプログラム)という技術です。 Dynproは、ユーザーがシステムと対話するための画面を構築するためにSAPシステム内で使用されるプログラムです。このDynproを作成するために開発者が使うのが、Screenpainterと呼ばれるツールです。 Screenpainterは、視覚的な操作で画面設計を行うことができるため、開発者はコードを書く必要がなく、直感的にDynproを作成することができます。ボタンや入力欄などの部品をドラッグ&ドロップで配置したり、画面のレイアウトを自由に調整したりすることができます。 このように、ScreenpainterはDynproの作成を効率化し、開発者の負担を軽減してくれる心強い味方と言えるでしょう。