企業の情報資産を守る!DLPとは?
- DLPの概要DLPとは、データ損失防止またはデータ漏えい防止を意味する言葉で、企業にとって重要な情報資産が社外に流れ出すのを防ぐための対策を指します。昨今、企業活動においては、顧客情報や社外秘資料など、取り扱う情報量が増加の一途を辿っています。それと同時に、情報漏えいの危険性も高まっており、企業は安全対策の強化を求められています。DLPは、このような状況下で注目されている対策の一つです。
DLPは、具体的には、機密情報を含むデータの送受信を監視し、ルールに違反する行為を検知した場合に、その動作をブロックしたり、管理者に警告を発したりする仕組みです。例えば、社員が顧客情報を含むファイルをメールで外部に送信しようとした場合、DLPシステムがそれを検知し、送信を自動的に遮断することができます。
DLPは、情報漏えいによる企業の損害を最小限に抑えるために非常に有効な対策です。情報漏えいは、金銭的な損失だけでなく、企業の信頼失墜にも繋がりかねません。そのため、企業はDLPをはじめとするセキュリティ対策に積極的に取り組む必要があります。