
東経110度CS放送:BSとの違いとは?
- 東経110度CS放送とは東経110度CS放送とは、地球から見て東経110度の方角に打ち上げられた通信衛星を利用した放送のことです。CSはCommunications Satelliteの略で、通信衛星という意味です。この通信衛星は、地上から約3万6000キロメートル上空を地球の自転と同じ速度で回り続けており、常に日本の真南に位置しています。東経110度CS放送では、「N-SAT-110」と呼ばれる人工衛星が使われています。この人工衛星を通して、私達がよく知る地上デジタル放送やBSデジタル放送とは異なる電波で番組が配信されています。BSデジタル放送も通信衛星を利用した放送ですが、使用している人工衛星と電波が異なるため、東経110度CS放送を受信するためには専用のアンテナと受信機が必要になります。東経110度CS放送は、専門チャンネルが多いのが特徴です。映画、スポーツ、アニメ、音楽など、様々なジャンルの番組が放送されており、地上波では視聴できない番組を楽しむことができます。また、画質が高いことも魅力の一つです。一部の番組では、高画質・高音質のハイビジョン放送が実施されており、より臨場感あふれる映像を楽しむことができます。