
コンピューターの頭脳!CPUの役割とは?
- CPUとは
CPUは「Central Processing Unit」の略で、日本語では中央処理装置といいます。
コンピューターシステム全体を制御する、まさに頭脳と呼ぶべき重要な部品です。
人間で例えるなら、脳が身体全体に指示を出して動かすように、CPUはコンピューター内のあらゆる動作を制御しています。
たとえば、キーボード入力やマウスのクリック、画面への表示、インターネットへの接続、ファイルの保存など、私たちが普段何気なく行っているコンピューターの操作は、すべてCPUが処理しています。
CPUは、大きく分けて「演算装置」「制御装置」「記憶装置」の3つの要素で構成されています。
演算装置は、足し算や引き算などの計算を処理する部分です。
制御装置は、コンピューター全体に指示を出し、各装置を連携させて動かす役割を担います。
記憶装置は、処理に必要なデータや命令を一時的に記憶しておく場所です。
CPUは、これらの要素が複雑に連携し合いながら、膨大な量のデータを高速で処理することで、コンピューターを動かす原動力となっています。