BPMS

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ITシステム

業務効率化の鍵!BPMツールの基礎知識

- 業務プロセス管理とは 「BPM」という言葉を耳にしたことはありますか? BPMとは、Business Process Managementの略で、日本語では「業務プロセス管理」と訳されます。 企業活動において、日々何気なく行われている一連の業務の流れを「業務プロセス」と呼びます。この業務プロセスを、「開始」から「終了」まで図式などを用いて目に見える形にすることを「可視化」と言います。業務プロセス管理とは、この可視化を通して、それぞれの業務プロセスを構成する個々の作業工程を細かく分析し、無駄をなくして、より効率的かつ効果的に業務を進めるための手法のことを指します。 業務プロセス管理では、まず現状における業務プロセスを可視化し、それぞれの工程における課題や非効率な部分を明確化します。例えば、書類の提出や承認に時間がかかっていたり、同じ作業を複数の人間が重複して行っていたり、といった問題点を見つけ出すことができます。そして、それらの課題に対して、業務の順番を変える、情報共有システムを導入する、担当者を見直すなど、具体的な改善策を検討し、実行していくのです。 この業務プロセス管理を通して、企業はコスト削減、業務効率化、顧客満足度向上など、様々な効果を得ることが期待できます。近年、多くの企業が、この業務プロセス管理を取り入れることで、企業としての競争力強化を図っています。