BASIC

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ハードウェア

手軽に始めよう!プログラミングの楽しさを教えてくれるIchigoJam

- 手のひらサイズのプログラミング専用パソコン 株式会社jig.jpが開発したIchigoJamは、子どもたちがプログラミングを学ぶために作られた、手のひらに乗るほど小さなパソコンです。 従来のパソコンといえば、大きなディスプレイにキーボードがつきものですが、IchigoJamは全く異なる外観をしています。キーボードもディスプレイも付いていません。必要な時に、対応する機器とつないで使うのです。 このシンプルな設計こそがIchigoJamの最大の特徴と言えるでしょう。子どもたちは、IchigoJamを使って、自分の手で作ったプログラムでテレビに文字や図形を表示したり、LEDを光らせたりすることができます。 「作ってみたい」「動かしてみたい」という子どもたちの好奇心を刺激し、プログラミングの世界へと自然と導く。それがIchigoJamの目指すところです。
開発

BASIC ~ 初心者にやさしいプログラミング言語

- BASICとはBASICは、「Beginner's All-purpose Symbolic Instruction Code」の略称で、日本語に訳すと「初心者向け汎用記号命令コード」という意味です。その名の通り、コンピューターの専門知識がない初心者でも簡単にプログラムを組めるように、1964年にアメリカのダートマス大学で開発されました。それまでのプログラミング言語は難解で、コンピューターの専門家しか扱えませんでしたが、BASICはシンプルで分かりやすい構文を採用し、より人間に近い言葉でプログラムを書けるように設計されました。例えば、画面に文字を表示する命令は「PRINT」、計算を行う命令は「LET」といったように、直感的に理解できる単語が用いられています。BASICが登場したことで、コンピューターは限られた専門家だけのものから、一般の人々にも広く普及していくことになりました。特に、1970年代後半から1980年代にかけて、パソコンの普及とともにBASICは爆発的に広まりました。多くのパソコンにBASICが標準搭載され、子どもから大人まで、多くの人がBASICを使ってプログラミングを学び、ゲームや実用的なプログラムを作るようになりました。その後、より高機能なプログラミング言語が登場したことで、BASICが使われる機会は減りましたが、現在でもそのシンプルさと分かりやすさから、プログラミング教育の現場などで使われています。また、BASICの考え方を受け継いだプログラミング言語も数多く開発されており、BASICは現代のプログラミング言語の礎を築いたと言えるでしょう。