IT用語解説:バックログとは?
- 未処理の作業リスト、バックログ
「バックログ」とは、本来「未処理の作業」という意味を持つ言葉です。情報通信技術の分野では、システム開発やプロジェクト運営において、着手すべきタイミングが来ているにも関わらず、まだ完了していないタスクを指します。まるで、プロジェクトの「宿題リスト」のようなものです。
バックログには、具体的な作業内容だけでなく、作業にかかる estimated 時間や担当者、優先順位などが記載されます。
プロジェクトマネージャーは、このバックログを管理することで、プロジェクト全体の進捗状況を把握し、メンバーへのタスク割り当てやスケジュール調整などを行います。また、メンバー間での情報共有や進捗報告にも活用されます。
バックログは、プロジェクト管理ツールや表計算ソフトなどを用いて管理されることが多く、近年ではクラウド型のタスク管理ツールも普及しています。
適切なバックログ管理は、プロジェクトの成功に不可欠な要素と言えるでしょう。