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セキュリティ

アクセス制御の鍵!ACLとは?

- 情報セキュリティの基礎 現代社会において、情報セキュリティは企業活動を行う上で、もはや欠かせない要素となっています。企業が持つ顧客情報や技術情報などの重要な情報資産は、攻撃者にとって格好の標的であり、その価値は年々高まっています。日々、手口を巧妙化するサイバー攻撃からこれらの貴重な情報資産を守るためには、堅牢なセキュリティ対策が必須です。 情報セキュリティ対策は、建物のセキュリティ対策に例えることができます。不正侵入者を防ぐために、まず、建物の周囲にフェンスを設置したり、門に鍵をかけたりすることが重要です。情報セキュリティにおいても同様に、まずは基本的な対策をしっかりと行うことが重要です。 その中でも、アクセス制御は情報セキュリティの基礎中の基礎と言えるでしょう。アクセス制御とは、情報へのアクセスを制限し、許可されたユーザーのみがアクセスできるようにすることです。例えば、社員証による入退室管理システムや、パスワードによるコンピュータへのログイン制限などが挙げられます。 アクセス制御を適切に実施することで、不正アクセスや情報漏洩のリスクを大幅に低減することができます。情報セキュリティ対策の要ともいえるアクセス制御ですが、近年では、従来のパスワード方式の脆弱性を突いた攻撃が増加しており、より強固な認証方式の導入が求められています。