非認知能力

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注目される「非認知能力」とは?

- 非認知能力の概要「非認知能力」とは、目標達成のために必要な、数値化が難しい様々な能力のことを指します。例えば、物事に進んで取り組む力、困難に立ち向かう力、周囲と協力する力、感情をコントロールする力、目標を立てて行動する力、新しいものを生み出す力などが挙げられます。これらの能力は、従来から「個性」や「性格」の一部として捉えられてきました。しかし近年、人生の成功や幸福に大きく影響を与えること、そして学習や経験を通して伸ばせることが明らかになってきました。そのため、従来の学力テストでは測ることのできない「認知能力」とは異なる能力として、特に注目を集めています。非認知能力は、あらゆる場面で必要とされます。例えば、学校生活では、学習意欲やクラスメイトと協調性、課題への粘り強さなどに繋がります。社会に出れば、仕事への意欲や同僚とのコミュニケーション能力、目標達成に向けた計画性などに影響を与えます。近年、AI技術の進化などにより、社会構造が目まぐるしく変化しています。このような変化の激しい時代においては、新しい状況に柔軟に対応し、自ら学び続ける力がますます重要となります。非認知能力を高めることは、このような時代を生き抜くために必要な力を育むことに繋がると言えるでしょう。