開発効率

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EDA: 電子設計を自動化する技術

EDAとは EDAは「Electronic Design Automation」の略称で、日本語では「電子設計自動化」と呼びます。 これは、半導体や電子機器の設計をコンピュータで行うためのソフトウェアやシステムのことです。 従来、回路設計や部品の配置、配線などは人の手で行われてきました。しかし、EDAを導入することで、これらの作業を自動化することが可能になります。 その結果、設計にかかる期間を大幅に短縮できるだけでなく、コスト削減や設計ミスを防ぐ効果も期待できます。 EDAは、電子機器の設計において非常に重要な役割を担っています。 高性能化・複雑化が進む電子機器の設計において、EDAはもはや必要不可欠な技術と言えるでしょう。
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Java: システム開発の基盤を支えるプログラミング言語

1995年、サン・マイクロシステムズによって開発されたプログラミング言語、Javaが登場しました。Javaの登場は、オブジェクト指向プログラミングの普及を大きく後押ししました。 オブジェクト指向とは、プログラムを、まるでモノを作るように組み立てていく考え方です。モノはそれぞれ独立した部品から成り立っていますが、プログラムも同じように、独立した部品として捉え直します。それぞれの部品を「オブジェクト」と呼び、このオブジェクトを中心にプログラムを設計していくのが、オブジェクト指向プログラミングです。 例えば、車を例に考えてみましょう。車をプログラムで作る場合、タイヤ、エンジン、ハンドルといった部品の一つ一つを、それぞれオブジェクトとして作成します。そして、これらのオブジェクトを組み合わせることで、車というシステムを作り上げていきます。 このように、オブジェクト指向では、部品ごとにプログラムを分割して開発していくため、プログラムを再利用することが容易になります。また、分業して開発を進めやすくなるため、開発効率の向上にもつながります。このように、Javaの登場は、オブジェクト指向プログラミングの普及を通じて、ソフトウェア開発に大きな変化をもたらしました。