進捗管理

記事数:(2)

ITシステム

プロジェクト管理を円滑に!Redmineのススメ

- Redmineとは Redmineは、プロジェクトを円滑に進めるための無料のツールです。まるで、プロジェクト全体を見渡せる司令塔のように、作業の進捗状況や、誰がいつまでに何を行うかといった情報を一元管理できます。 例えば、新しい製品開発プロジェクトが始まったと想像してみてください。開発チーム、デザインチーム、マーケティングチームなど、様々なチームが関わってきます。それぞれのチームには、やらなければならないタスクがあり、期日までに完了させる必要があります。Redmineを使うことで、これらのタスクを一覧で確認し、担当者や期日、進捗状況を一目で把握できます。 また、Redmineは単なるタスク管理ツールではありません。プロジェクトに関する資料や議事録、メンバー間でのコミュニケーション記録なども一元管理できます。これは、プロジェクト関係者全員が常に最新の情報にアクセスできることを意味し、無駄な情報を探す手間や、情報伝達の遅延を防ぐことができます。 このように、Redmineはプロジェクトの進捗を可視化し、円滑なコミュニケーションを促進することで、プロジェクト成功の可能性を高めてくれる心強いツールと言えるでしょう。
コンサル

プロジェクト管理の鍵! EVMとは?

- EVMとは何かEVMとは、「アーンド・バリュー・マネジメント」の日本語訳である「出来高管理」を意味する用語です。プロジェクトの進捗状況を金額という具体的な指標で表し、当初の予算と比較することで、プロジェクトが予定通りに進んでいるのか、それとも遅延しているのかを明確に把握することができます。従来のプロジェクト管理では、進捗状況を把握する際に、タスクの完了率など、曖昧な指標を用いることが多くありました。しかし、EVMでは、「現時点でどれだけの価値を生み出しているか」という観点から進捗を評価します。例えば、100万円の価値を生み出す予定のプロジェクトが、50%完了した時点で、実際に40万円分の価値しか生み出せていなければ、プロジェクトは予定よりも遅れていると判断できます。EVMを活用することで、プロジェクトの現状を客観的な数値で把握できるため、問題が発生した場合でも、迅速に状況を判断し、適切な対策を講じることができます。また、プロジェクトの進捗状況を関係者間で共有することが容易になり、共通の認識を持ってプロジェクトを進めることが可能になります。EVMは、建設業や製造業などの大規模プロジェクトだけでなく、近年では、ITシステム開発など、様々な分野のプロジェクト管理にも広く活用されるようになっています。