
機器がなくても大丈夫!アンプラグドプログラミング教育とは
近年、子どもたちへのプログラミング教育が注目されていますが、従来のコンピュータを使った学習方法とは異なる、新しいアプローチが登場しています。それが「アンプラグドプログラミング教育」です。
アンプラグドプログラミング教育とは、その名の通り、パソコンやタブレットなどの電子機器を一切使用しません。では、どのようにしてプログラミングを学ぶのでしょうか?
アンプラグドプログラミング教育では、カードやパズル、ブロックといった身近なものを使って、プログラミングに必要な思考力や問題解決能力を育んでいきます。例えば、友達に目的地まで移動してもらうように、順序立てて指示を出す遊びを通して、プログラミングの基本である「順次処理」を学ぶことができます。また、迷路を解くパズルを通して、条件に応じて行動を決める「条件分岐」の考え方を身につけることもできます。
このように、アンプラグドプログラミング教育は、電子機器を使わずとも、遊びを通して自然とプログラミング的思考を育むことができる画期的な学習方法と言えるでしょう。