移動通信システム

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ハードウェア

モバイルルーターでどこでもインターネット!

- モバイルルーターとはモバイルルーターとは、カバンに入れて持ち運べるほど小型の通信端末のことを指します。この端末を使うことで、自宅や職場だけでなく、外出先でもインターネットに接続できるようになります。モバイルルーターの仕組みは、携帯電話の電波を利用してインターネットに接続するというものです。そして、モバイルルーターから発せられるWi-Fi電波を介して、スマートフォンやパソコン、タブレットなどの機器をインターネットに接続します。従来、外出先でインターネットを利用するには、公衆無線LANサービスに加入したり、スマートフォンのテザリング機能を利用したりする必要がありました。しかし、公衆無線LANは利用できる場所が限られており、スマートフォンのテザリングはバッテリーの消費が早いという課題がありました。その点、モバイルルーターは場所を選ばずにインターネットを利用でき、バッテリーも比較的長持ちするため、外出先でインターネットを頻繁に利用する人に最適な選択肢と言えるでしょう。さらに、モバイルルーターは同時に複数の機器を接続できるため、家族や友人と回線を共有することも可能です。場所を選ばずにインターネットを利用したい、複数の機器を同時に接続したいといったニーズをお持ちの方は、モバイルルーターの導入を検討してみてはいかがでしょうか。
IT

IMT-2000:第3世代移動通信システムの概要

- IMT-2000とは IMT-2000は、「International Mobile Telecommunications-2000」の略称で、2000年頃から導入が始まった第3世代移動通信システム(3G)の国際的な規格です。 それまでの移動通信システムは、主に音声通話を中心としていましたが、IMT-2000は、より高速なデータ通信や、高品質な音声通話、世界規模での通信を可能にすることを目指して開発されました。 IMT-2000導入以前は、国や地域によって異なる移動通信システムが使われていましたが、IMT-2000によって、世界中で同じ規格の移動通信システムが利用できるようになることが期待されました。 IMT-2000は、携帯電話やスマートフォンなどのモバイル端末の普及を加速させ、インターネットへの常時接続を当たり前のようにしました。動画や音楽などのコンテンツを、場所を選ばずに楽しめるようになったのも、IMT-2000の高速データ通信のおかげと言えるでしょう。 IMT-2000は、その後の移動通信システムの発展にも大きく貢献し、現在では、より高速な第4世代移動通信システム(4G)や第5世代移動通信システム(5G)へと進化を遂げています。