
主体性を育む! PBL型学習のススメ
- 問題解決を通して学ぶ PBL型学習とはPBL型学習とは、「Problem-Based Learning」を略した言葉で、日本語では「問題解決型学習」と呼びます。従来の学校教育で一般的だった、先生が一方的に知識を教える講義形式の授業とは大きく異なります。PBL型学習では、生徒たちが自ら問題を見つけ、その解決に向けて行動します。PBL型学習の中心となるのは、現実世界で起こりうる問題です。生徒たちは、提示された問題に対して、グループで話し合ったり、調査をしたりしながら、解決策を探っていきます。この過程で、先生は答えを教えるのではなく、生徒たちの探求活動をサポートする役割を担います。自ら調べ、考え、行動することで、生徒たちは必要な知識や技能を自然と身につけていきます。PBL型学習の大きな特徴は、単に知識を詰め込むのではなく、問題解決能力や批判的思考力、コミュニケーション能力といった、これからの社会で必要とされる力を育むことができる点です。また、主体的に学ぶ楽しさを実感することで、学習意欲の向上にもつながると期待されています。