多要素認証

記事数:(2)

セキュリティ

二段階認証でアカウントを守る

- 二段階認証とはインターネット上の様々なサービスで、不正なアクセスから大切な情報を守るためには、ユーザー自身の認証をより確実に行う必要があります。そこで近年注目されているのが「二段階認証」です。従来の認証では、ユーザーIDとパスワードの組み合わせを入力するのが一般的でした。しかし、パスワードが第三者に漏洩してしまうと、簡単にアカウントを乗っ取られてしまう危険性がありました。二段階認証では、IDとパスワードによる認証に加えて、もう一つの要素を用いることで、セキュリティを強化します。たとえパスワードが漏洩してしまった場合でも、この追加の認証要素が求められるため、不正アクセスを防ぐことができるのです。この追加の認証要素には、大きく分けて二つの種類があります。一つは「知識情報」と呼ばれるもので、あらかじめ登録した秘密の質問の答えや、数字4桁の暗証番号などが該当します。もう一つは「所持情報」で、スマートフォンに送信される専用の確認コードや、指紋認証、顔認証などがこれにあたります。二段階認証は、オンラインバンキングやショッピングサイト、ソーシャルメディアなど、様々なサービスで導入が進んでいます。設定方法はサービスによって異なりますが、セキュリティレベルを大幅に向上させる有効な手段として、ぜひ活用を検討してみてください。
セキュリティ

多要素認証でセキュリティ強化

- 多要素認証とは近年、インターネットの普及に伴い、企業や個人が保有する重要な情報への不正アクセスが大きな問題となっています。パスワードを使った認証は広く使われていますが、パスワードの盗難や漏洩による被害が増加しており、より強固なセキュリティ対策が必要とされています。そこで注目されているのが多要素認証です。多要素認証とは、従来のパスワードのような「知識情報」を使った認証に加えて、「所持情報」や「生体情報」など、異なる種類の要素を組み合わせることで、より強固な本人確認を行う認証方式です。従来のパスワードのみを使った認証では、仮にパスワードが盗まれてしまった場合、第三者に不正アクセスされてしまう危険性がありました。しかし、多要素認証を導入することで、たとえパスワードが漏洩したとしても、他の要素による認証が突破されない限り、不正アクセスを防ぐことができます。多要素認証でよく用いられる要素としては、以下のようなものがあります。* -知識情報- パスワード、暗証番号、秘密の質問など* -所持情報- スマートフォン、ICカード、トークンなど* -生体情報- 指紋、顔、声、虹彩など例えば、インターネットバンキングにログインする際に、パスワードを入力した後に、事前に登録したスマートフォンに送信された認証コードを入力したり、指紋認証を行うことで、より安全に本人確認を行うことができます。多要素認証は、セキュリティ強度を高める上で非常に有効な手段であり、企業だけでなく、個人でも様々なサービスで導入が進んでいます。