企業セキュリティ

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企業の情報資産を守る!DLPとは?

- DLPの概要DLPとは、データ損失防止またはデータ漏えい防止を意味する言葉で、企業にとって重要な情報資産が社外に流れ出すのを防ぐための対策を指します。昨今、企業活動においては、顧客情報や社外秘資料など、取り扱う情報量が増加の一途を辿っています。それと同時に、情報漏えいの危険性も高まっており、企業は安全対策の強化を求められています。DLPは、このような状況下で注目されている対策の一つです。 DLPは、具体的には、機密情報を含むデータの送受信を監視し、ルールに違反する行為を検知した場合に、その動作をブロックしたり、管理者に警告を発したりする仕組みです。例えば、社員が顧客情報を含むファイルをメールで外部に送信しようとした場合、DLPシステムがそれを検知し、送信を自動的に遮断することができます。 DLPは、情報漏えいによる企業の損害を最小限に抑えるために非常に有効な対策です。情報漏えいは、金銭的な損失だけでなく、企業の信頼失墜にも繋がりかねません。そのため、企業はDLPをはじめとするセキュリティ対策に積極的に取り組む必要があります。
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企業を守る!セキュリティポリシーの重要性

- セキュリティポリシーとは 企業が顧客情報や技術情報といった、ビジネスの要となる重要な情報を扱う上で、安全性を保つことは非常に重要です。こうした機密情報が外部に漏洩したり、悪用されたりすれば、企業は信用を失墜させ、大きな損害を被る可能性があります。 そこで、企業は自社の情報資産を守るための指針となるのが「セキュリティポリシー」です。これは、社員が情報をどのように扱い、守っていくべきか、具体的なルールを定めたものです。例えば、パスワードを定期的に変更することや、不審なメールを開封しないこと、業務用の端末を私的に使用しないことなどが細かく規定されます。 セキュリティポリシーは、情報漏洩やサイバー攻撃といった脅威から企業を守るための、いわば「盾」としての役割を担います。社員一人ひとりがこの盾の重要性を理解し、日々の業務の中で実践していくことで、初めて企業の情報セキュリティは守られると言えるでしょう。