
企業のセキュリティ対策に!VPNとは?
「仮想専用線」、VPNとは何かご存知ですか? VPNは、Virtual Private Networkの省略形で、日本語では「仮想専用線」と呼びます。インターネット上に、あたかも専用の線を引いたかのように、セキュリティの高い通信経路を構築する技術のことです。
たとえば、会社と自宅をVPNで接続する場合を考えてみましょう。VPNを使うことで、自宅のパソコンと会社のネットワーク間でやり取りされるデータは、暗号化されて守られた通信経路を通ります。そのため、カフェの無料Wi-Fiなど、セキュリティが心配な場所から会社のネットワークにアクセスする場合でも、情報漏えいのリスクを大幅に減らすことができるのです。
近年、場所にとらわれずに働く「テレワーク」が普及しつつあります。それに伴い、自宅や外出先から安全に会社のネットワークにアクセスする手段として、VPNは企業にとって必要不可欠な存在になりつつあります。
VPNは、私たちが安心してインターネットを使うための、重要な技術の一つと言えるでしょう。