業務効率化のカギ!WIPとは?
- WIPってなに?WIPとは、Work in Processの頭文字をとった言葉で、日本語では「仕掛中」や「作業中」という意味です。製造業では、まだ完成品ではない、製造途中の製品や部品のことを指します。例えば、工場で自動車を組み立てている場合、車体やエンジンは完成していても、タイヤの取り付けや塗装が完了していなければ、それはWIPの状態です。一方、より広い意味では、プロジェクトの進捗状況やタスクの処理状況を表す際にも使われます。例えば、新しいシステム開発のプロジェクトにおいて、設計は完了したがプログラミングがまだ終わっていない場合、システム開発はWIPの状態と言えます。このように、WIPは様々な場面で使用される言葉ですが、いずれの場合も「まだ最終的な状態にはなっていないが、作業が進められている最中である」ことを示しています。