リモートデスクトップ

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プロトコル

リモートデスクトップを変える技術 PCoIP

- PCoIPとはPCoIP(ピーシーオーバーアイピー)は、遠隔地のコンピュータを操作するための技術であるリモートデスクトップ環境において、中心的な役割を担うプロトコルです。この技術は、仮想デスクトップの画面イメージを、まるで動画を配信するかのごとく、利用者の端末に送り届けることで成り立っています。 ユーザーの端末には、実際にはデータ処理は行わず、受け取った画面イメージを表示するだけの役割を担わせることで、処理能力の低い端末であっても、遠隔地にある高性能なコンピュータを操作することを可能にしています。 また、キーボードやマウスの操作信号を遠隔地のコンピュータに送り届けることで、あたかもその場にいるかのような感覚で操作することができます。 PCoIPは、単に画面転送を行うだけでなく、データの圧縮や暗号化にも優れた性能を発揮します。そのため、回線状況が良好ではない環境でも、高画質で滑らかな画面表示を実現し、機密性の高い情報を含む業務システムにも安心して利用することができます。 こうした特徴から、PCoIPは、場所にとらわれずに仕事ができるテレワークの普及を大きく後押ししました。
ITシステム

リモートデスクトップとは?テレワークの強い味方!

リモートデスクトップとは、離れた場所にあるパソコンを、まるで自分の目の前にあるかのように操作できる技術やツールのことを指します。 例えば、自宅や外出先のパソコンから、会社のオフィスにあるパソコンにインターネットなどのネットワークを通じて接続することで、オフィスのパソコンの画面を自分のパソコンに表示させ、実際に操作できるようになります。 リモートデスクトップを利用することで、オフィスに出社しなくても、自宅や外出先からオフィスにあるパソコンを操作して仕事ができるようになるため、場所にとらわれない柔軟な働き方を実現するテレワークに欠かせないツールとなっています。 また、リモートデスクトップは、遠隔地にあるパソコンのトラブル解決や、家族や友人のパソコン操作のサポートなど、ビジネスシーンだけでなく、プライベートでも活用することができます。