意外と知らない?外部書式の基礎知識
- 外部書式とは
外部書式とは、コンピュータシステムに入力されたデータが、利用者の画面にどのように表示されるかを定めた形式のことです。
例えば、金額のデータの場合を考えてみましょう。システム内部では、「1.23」という数値で処理されているかもしれません。しかし、利用者にとってはこのままでは分かりにくいため、「123円」という見慣れた形式で表示する必要があります。この「123円」という表示形式が、まさに外部書式にあたるのです。
外部書式は、金額表示以外にも、日付や時刻、電話番号など、様々な場面で利用されています。いずれの場合も、システム内部での処理に適した形式ではなく、利用者にとって分かりやすい形式に変換することを目的としています。
分かりやすく言い換えれば、外部書式とは、利用者向けの見た目に特化した形式と言えるでしょう。