ユーザビリティ

記事数:(3)

IT

すべての人に開かれた情報社会を目指して:アクセシビリティ

- アクセシビリティとは 「アクセシビリティ」とは、年齢や性別、障がいの有無、使用している環境などを問わず、誰もが等しく情報やサービスにアクセスし、利用できることを指す言葉です。 つまり、すべての人にとって、情報やサービスの利用にあたり、不利益を被ることがない状態を意味します。 例えば、ウェブサイトを見てみましょう。目の不自由な方が音声読み上げソフトを使ってウェブサイトを閲覧する場合を考えてみてください。もし、ウェブサイトの情報構造が適切に設計されていなかったり、画像に適切な説明文がなかったりすると、その情報は正しく伝わりません。その結果、視覚に障がいを持つ人は、情報の内容を理解することが難しくなってしまいます。 アクセシビリティは、このような情報格差をなくし、すべての人が等しく情報社会に参加できるようにするための重要な概念です。 ウェブサイトやソフトウェア、建物や交通機関など、あらゆる場面でアクセシビリティを考慮することで、より暮らしやすい社会を実現することができます。
ITシステム

「シームレス」な世界を実現するテクノロジー

「シームレス」という言葉、最近よく耳にするようになりましたね。一体どんな意味なのでしょうか? 簡単に言うと「継ぎ目のない」「切れ目のない」という意味です。 例えば、布で作った服を想像してみてください。 一枚の布で出来ている服なら、縫い目はありませんよね? このように、物と物、場所と場所、あるいは、サービスとサービスの間に、境目や段差、区切りがない状態のことを「シームレス」と表現します。 特に、ITの分野では「シームレス」という言葉がよく使われます。 複数のサービスやシステムが、まるで一つのサービスのように、スムーズに連携して使えることを指します。 例えば、スマートフォンでネットショッピングをする場合を考えてみましょう。 商品の検索から購入、決済、配送状況の確認まで、異なる企業が提供する様々なサービスを、まるで一つのサービスのように利用できますよね? これが「シームレスなサービス連携」の一例です。 このように、「シームレス」は、私たちがより快適で便利な生活を送るために、様々な場面で重要な役割を果たしています。
IT

ユーザビリティとは?ユーザー満足度を高める重要性

- 使い勝手が良いということ 「ユーザビリティ」とは、簡単に言うと「使いやすさ」のことです。商品やサービスが、実際にそれを使う人にとってどれくらい使いやすいかを表す言葉として使われています。 少し詳しく説明すると、ユーザビリティは、使う人がその商品やサービスを使って目的を達成するまでの過程でどれくらい快適に操作できるかを指します。 例えば、ホームページで目的の情報をすぐに見つけられたり、アプリを直感的に操作できたりする場合、「ユーザビリティが高い」と言えます。 国際的な基準では、ユーザビリティは「有効さ」「効率」「満足度」の3つの要素で評価されます。「有効さ」は、目的を達成できるかどうか、「効率」は、目的を達成するまでに時間や手間がどれくらいかかるか、「満足度」は、使用感がどれくらい快適かを表します。 ユーザビリティは、商品やサービスの開発において非常に重要な要素です。なぜなら、どんなに優れた機能を持っていても、使いにくければユーザーは離れてしまうからです。逆に、使いやすければ、ユーザーは繰り返し利用してくれるようになり、結果として商品やサービスの成功に繋がります。