時代遅れのPPAP?セキュリティ対策の落とし穴
- PPAPとは
PPAPとは、仕事でよく使われるメールでファイルを安全にやり取りするための一つの方法です。
普段、私たちは仕事のやり取りで、大事なファイルをよくメールで送ります。しかし、メールは誰でも見ることができる可能性があり、そのまま送ってしまうと、重要な情報が漏れてしまう危険性があります。
そこで、PPAPという方法を使うことで、パスワードを使ってファイルを保護し、安全に送ることができるようになります。
具体的な手順は以下の通りです。
1. まず、送りたいファイルをパスワードを設定してZipファイルにします。Zipファイルとは、複数のファイルを一つにまとめたファイルのことです。パスワードを設定することで、パスワードを知っている人だけがファイルを開くことができるようになります。
2. 次に、作成したパスワード付きのZipファイルをメールで相手に送ります。
3. 最後に、Zipファイルを開くためのパスワードを、別のメールで相手に送ります。
このように、パスワードを設定する、パスワードを設定したファイルをメールで送る、パスワードを別のメールで送る、というように、パスワードを使ってファイルを暗号化し、さらにその手順を決めておくことでより安全性を高めているため、PPAPと名付けられました。