IT業界の「ベンダー」とは?その役割と種類を解説
「ベンダー」という言葉を耳にしたことはありますか? 実は、私たちの身近にある家電量販店も、広い意味ではベンダーに含まれるのです。「ベンダー」とは、情報通信技術の分野において、「販売業者」を意味する言葉です。もう少し具体的に説明すると、パソコンやソフトウェア、ネットワーク機器など、様々な情報通信技術に関する製品やサービスを、企業や個人といった最終的な利用者に対して直接販売する企業のことを指します。
例えば、新しいパソコンが欲しいと思った時、家電量販店に行ったり、インターネット通販サイトで探したりすると思います。この時、私たちにパソコンを販売してくれるお店やインターネット通販サイトが、まさに「ベンダー」にあたります。
また、「ベンダー」は、パソコンやソフトウェアといった形のある製品を販売するだけでなく、インターネット回線やクラウドサービスのような、形のないサービスを提供することもあります。
このように、「ベンダー」と一言で言っても、その規模や取り扱う製品・サービスは様々です。しかし、いずれも、情報通信技術に関する製品やサービスを私たちに提供してくれる、いわば「橋渡し役」としての役割を担っている点は共通しています。