ブラウザ

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ITシステム

Web高速化の立役者:キャッシュとは?

インターネットや様々なソフトが使われる現代において、「キャッシュ」という言葉を耳にする機会が増えてきました。 キャッシュとは、一度アクセスした情報を、コンピュータ本体や外部の記録装置に一時的に保存しておく仕組みのことです。 この仕組みを利用することで、同じ情報が必要になった際に、遠くから取りに行く手間を省き、処理を速くすることができます。 例えば、インターネットでホームページを閲覧する際、画像や動画などのデータはキャッシュに保存されます。 このため、同じページに再度アクセスする際には、これらのデータはコンピュータや記録装置に保存されたものから読み込まれるため、ページの表示が速くなります。 キャッシュは、インターネットの閲覧だけでなく、様々なソフトにおいても活用されています。 例えば、文書作成ソフトでは、編集中の文書が自動的にキャッシュに保存されることで、万が一のソフトの終了時にも、それまでの作業内容が失われないようになっています。 キャッシュは、私たちが意識することなく、快適なデジタルライフを支える重要な役割を担っています。日ごろ何気なく利用しているサービスの裏側では、キャッシュの仕組みが活躍していることを少し意識してみると、また違った視点で情報技術の世界を見ることができるかもしれません。
WEBサービス

インターネットの入り口、ブラウザーを知ろう!

私たちが日々当たり前のように利用しているインターネット。その膨大な情報にアクセスし、閲覧するためには、「ブラウザ」と呼ばれるソフトウェアが欠かせません。ブラウザは、インターネット上の情報を見るためのソフトウェアであり、普段何気なく見ているウェブサイトも、このブラウザを通して表示されています。 ブラウザは、インターネットの世界への入り口と言えるでしょう。ウェブサイトは、実はコンピュータが理解できる特別な言語で書かれています。私たち人間には理解することが難しいこの言語を、ブラウザは変換し、文字や画像、動画などを表示してくれるのです。 つまり、ブラウザはウェブサイトと私たちの間を取り持つ、通訳のような役割を果たしていると言えるでしょう。インターネットを利用する際、私たちが目にするのはブラウザの画面であり、ブラウザを通してウェブサイトの情報にアクセスしているのです。 現在では、様々なブラウザが存在し、それぞれが異なる特徴や機能を持っています。そのため、自分の利用環境や目的に合ったブラウザを選ぶことが重要です。
WEBサービス

WebRTC:プラグイン不要のビデオチャットを実現

- WebRTCとはWebRTCは、"Web Real-Time Communication"の略称で、インターネット上でリアルタイムなコミュニケーションを実現するための技術です。従来、ビデオチャットや音声チャット、リアルタイム性の高いデータ共有などを行う場合は、専用のソフトウェアをインストールする必要がありました。しかしWebRTCは、W3C(World Wide Web Consortium)によって標準化が進められており、特別なプラグインやソフトウェアをインストールすることなく、Webブラウザだけでこれらの機能を利用することが可能です。WebRTCは、主に以下の3つのAPIから構成されています。1. -メディアストリーム- カメラやマイクなどから音声や映像を取得するためのAPIです。2. -ピアコネクション- データの送受信や、接続状態の管理などを行うためのAPIです。3. -データチャンネル- 任意のデータをリアルタイムに送受信するためのAPIです。これらのAPIを組み合わせることで、開発者は簡単にWebRTCの機能を自身のWebサイトやWebアプリケーションに組み込むことができます。WebRTCは、ビデオ会議システム、オンラインゲーム、遠隔医療、オンライン教育など、幅広い分野での活用が期待されています。
IT

リクエスト:情報システムへの要求

- リクエストとは「リクエスト」とは、簡単に言うと「お願い」や「要望」を指す言葉です。 私たちは普段の生活の中で、実に様々な場面でリクエストを行っています。 例えば、飲食店で店員さんに「お水をください」と頼むことや、お店で店員さんに「こちらの商品を見せてください」と頼むことなどは、どれもリクエストの一種です。 また、友達に対して「一緒に映画に行こうよ」と誘ったり、家族に対して「晩御飯は何時?」と尋ねたりするのも、広い意味ではリクエストに含まれます。 このように、私たちは自分の希望を相手に伝え、行動や反応を引き出すために、日々意識せずともリクエストを行っているのです。 インターネットの世界においても、リクエストは重要な役割を担っています。 私たちがウェブサイトを閲覧する際、実は裏側では、コンピュータ同士が情報をやり取りするために、絶えずリクエストが送受信されています。 例えば、ウェブサイトを表示させるためには、私たちのコンピュータが、ウェブサイトのサーバーに対して「このページのデータを見せてください」というリクエストを送信する必要があります。 このように、インターネット上での情報のやり取りは、リクエストという行為の上に成り立っていると言えるでしょう。
IT

インターネットの入り口、ブラウザってなに?

- ブラウザとは インターネット上の膨大な情報にアクセスし、閲覧するためのソフトウェアのことを「ブラウザ」と呼びます。私たちが日々目にしているウェブサイトは、実際にはHTML、CSS、JavaScriptといった複雑なプログラミング言語によって構築されています。これらのコードは人間が直接理解するには難しいものです。 ブラウザは、この複雑なコードを解釈し、私たち人間が理解しやすいように、文字、画像、動画、音声などを組み合わせて、見やすく整えられた形で画面上に表示する役割を担っています。つまり、ブラウザは、複雑なコードで構成されたインターネットの世界と、私たちユーザーとの橋渡しをする、いわば「窓口」のような存在と言えるでしょう。 ブラウザがなければ、私たちはインターネット上の情報にアクセスすることさえままなりません。ブラウザは、インターネットの恩恵を受ける上で、必要不可欠な存在と言えるでしょう。
AWS

AWS Device Farm: アプリの動作確認をクラウドで

- はじめに昨今では、スマートフォンやタブレットなど、様々な端末が普及しています。そのため、アプリケーションを開発する際には、動作環境の多様化が大きな課題となっています。開発したアプリケーションが、特定の端末や環境だけでしか正常に動作しないという事態は避けなければなりません。 アプリケーションの品質を担保し、ユーザーに快適な体験を提供するためには、あらゆる環境での動作確認が不可欠です。しかしながら、検証のために無数の端末を実際に用意してテストを行うことは、多大な時間と費用を要する作業となります。 そこで有効な解決策として注目されているのが、クラウドベースのテストサービスです。クラウドサービスを利用すれば、実機を購入することなく、様々なOSやブラウザ環境を備えた仮想的な端末上で、アプリケーションの動作検証を行うことができます。 クラウドベースのテストサービスを導入することで、従来のテスト環境構築・運用にかかるコストを大幅に削減できるだけでなく、開発者は開発業務に集中できるようになり、開発期間の短縮にも繋がります。
クラウド

進化するソフトウェア:SaaSのススメ

従来のソフトウェアは、パソコンや業務用の大型コンピューターに直接インストールして使うものが主流でした。そのため、ソフトウェアを利用するためには、まず対応する機器を用意し、そこにソフトウェアを導入する必要がありました。この作業には、専門知識を持つ担当者や相応の時間が必要となる場合も少なくありませんでした。 一方SaaSは、インターネットを通じてサービスとして提供されるソフトウェアです。利用者は、インターネットに接続できる環境さえあれば、どこからでもサービスを利用できます。従来のように、個々の機器にソフトウェアをインストールする必要はありません。そのため、導入にかかる時間や手間を大幅に削減できます。 これは、場所にとらわれず柔軟に働くことが求められる現代の働き方において、大きな利点と言えるでしょう。自宅や外出先、あるいは海外など、インターネット環境さえあれば、いつでもどこでも仕事ができる環境を容易に実現できます。従来のソフトウェアのように、特定の場所に縛られることなく、自由に働くことができる点は、SaaSの大きな魅力の一つと言えるでしょう。
WEBサービス

進化を遂げたWebブラウザ、マイクロソフトエッジ

マイクロソフトエッジは、マイクロソフトが開発した、ホームページやブログなどを見ることができるソフトウェアです。このようなソフトウェアは「ウェブブラウザ」と呼ばれ、インターネットを見るために欠かせないものです。ウェブブラウザは数多くありますが、マイクロソフトエッジはWindowsパソコンを買ったときから既に使えるように設定されているため、誰でも簡単に使い始めることができます。 以前は「インターネットエクスプローラー」というウェブブラウザがWindowsパソコンに搭載されていましたが、Windows10からはマイクロソフトエッジが標準のウェブブラウザとなり、インターネットエクスプローラーとマイクロソフトエッジのどちらかを選ぶことができるようになりました。そして、最新のWindows11からはマイクロソフトエッジのみが搭載されるようになり、インターネットエクスプローラーに慣れ親しんだ人もマイクロソフトエッジに移行していく流れになっています。