ビジネスを理解する:サードパーティーとは?
サードパーティーとは、ある取引や契約において、直接の関係を持たない第三者を指す言葉です。 日常生活であまり耳にする機会はありませんが、特にビジネスの場面、とりわけIT業界では頻繁に登場する用語です。
具体例を挙げると、パソコンやスマートフォンなどの周辺機器を開発・販売している企業があるとします。もしも、その企業が周辺機器に対応する本体機器の製造に関わっていない場合、その企業はサードパーティーとみなされます。
例えば、ある人がパソコンを購入したとします。そのパソコンに後からプリンターを接続したい場合、パソコンと同じメーカーのプリンターを選ぶこともできますし、異なるメーカーのプリンターを選ぶことも可能です。この時、パソコンメーカーとは異なるメーカーのプリンターを選んだ場合、そのプリンターメーカーはサードパーティーということになります。
このように、サードパーティーは、特定の製品やサービスに直接関わっていないものの、間接的に関わりを持つ企業や団体を指す言葉として、幅広く用いられています。