ファイル管理

記事数:(3)

IT

IT用語解説:エイリアスとは

コンピュータの世界では、ファイルやフォルダ、メールアドレスなど、様々なものに名前が付けられています。これらの名前は、私たちが目的のものを特定し、アクセスするために必要不可欠なものです。しかし、時には、本来の名前が長すぎたり、複雑すぎたりして、扱うのが面倒になることがあります。 そんな時に便利なのが、「別名」です。別名とは、本来の名前とは別に、別の名前でファイルやフォルダ、メールアドレスなどにアクセスできるようにする仕組みのことです。例えば、報告書を作成する際に、「営業部_月次報告書_2023年10月.docx」というファイル名だと少し長くて扱いにくいと感じるかもしれません。そこで、このファイルに「月報.docx」という別名を設定すれば、本来のファイル名を意識することなく、「月報.docx」という短い名前でアクセスすることができるようになります。 このように、別名を使うことで、本来の名前を覚える手間を省いたり、長い名前を入力する手間を減らしたりすることができます。また、複数のファイルに共通の別名を設定することで、関連するファイルをひとまとめにして管理することも容易になります。まさに、コンピュータをより快適に利用するための、知恵の一つと言えるでしょう。
コンサル

コンサル業界の「デグレ」とは?

- ファイル更新で起こる「デグレ」とは 「デグレ」という言葉をご存知でしょうか。耳慣れない響きかもしれませんが、特にコンサルタントの業務においては、頻繁に登場する表現です。 「デグレ」は、英語の「degrade」を短縮した言葉で、日本語に訳すと「劣化」という意味になります。コンサルタントの世界では、ファイル更新作業中に生じる、情報の欠落や質の低下といった状況を指して「デグレ」と表現します。 具体的には、ExcelやPowerPointを用いた資料作成が欠かせないコンサルタントの業務において、チームで共有しているファイルに最新の情報を反映させる作業は日常茶飯事です。しかし、作業中に誤って古いバージョンのファイルを上書き保存してしまったり、編集中に必要な情報をうっかり削除してしまったりといったミスは起こりえます。このようなミスによって、せっかく更新した内容が失われてしまうことを「デグレ」と呼び、コンサルタントにとって頭の痛い問題となっています。
情報リテラシー

ファイル整理の強い味方!ディレクトリとは?

日々の生活で欠かせないパソコン。仕事で使う人、趣味で使う人など様々ですが、パソコンの中には、たくさんの情報が詰まっていますね。これらの情報は、目に見える形ではなく、データとして保管されています。例えば、あなたが作成する文章、写真、動画、音楽、そしてパソコンを動かすためのプログラムなども、全てデータとして扱われます。 これらのデータは、「ファイル」という単位で管理されています。ファイルとは、データを入れるための箱のようなものだと考えてください。それぞれの箱に、文書、写真、動画といったように、名前を付けて整理していくイメージです。 しかし、ファイルが増えてくると、どこにどのファイルがあるのか、探すのが大変になってしまいます。そこで登場するのが、「ディレクトリ」です。ディレクトリは、ファイルを整理するためのフォルダのようなものです。複数のファイルを一つのフォルダにまとめたり、フォルダの中にさらにフォルダを作って整理したりすることで、効率的にファイルを管理することができます。