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ITシステム

Wi-FiのSSIDって何?

- SSIDとはSSIDとは、Service Set Identifierの略称で、無線LAN(Wi-Fi)において、アクセスポイント(親機)を識別するための名前を指します。アクセスポイントは、無線LANルーターやモバイルWi-Fiルーターなどに搭載されています。SSIDは、私たちが普段Wi-Fiに接続する際に、接続先のネットワーク名として表示されるものです。例えば、カフェやホテルなどで提供されている無料Wi-Fiのリストを見た時、それぞれのネットワーク名として「CafeFreeWiFi」「HotelGuestNetwork」などと表示されているのがSSIDです。SSIDは、最大32文字の英数字や記号を自由に組み合わせて設定することができます。そのため、自宅やオフィスなど、自分でアクセスポイントを設定する場合は、SSIDを分かりやすいものに変更することができます。例えば、「MyHomeWiFi」や「OfficeNetwork」といった具合です。SSIDは、Wi-Fiルーターの設定画面で確認したり、変更したりすることができます。SSIDを変更する場合は、接続している全ての端末で再設定が必要になる場合があるので注意が必要です。
IT

グローバルIPアドレスとは?

インターネットは、世界中のコンピューターやスマートフォンなどを繋ぐ巨大なネットワークです。このネットワーク上で、情報をやり取りするためには、それぞれの機器を特定する必要があります。インターネットに接続されている機器は、それぞれ「IPアドレス」と呼ばれる番号を持っています。これは、いわばインターネット上の住所のようなものです。手紙を送る際に、宛先となる住所が必要なのと同じように、インターネット上で情報を送受信する際にも、このIPアドレスを使って目的の機器を特定します。IPアドレスには、いくつかの種類がありますが、その中でも「グローバルIPアドレス」は、インターネット全体で一意に割り当てられたアドレスです。つまり、世界中に同じグローバルIPアドレスを持つ機器は二つとありません。このため、グローバルIPアドレスを使うことで、世界中のどこからでも特定の機器と通信することができます。例えば、ウェブサイトを公開する場合、そのウェブサイトをホストしているサーバーにはグローバルIPアドレスが割り当てられます。インターネットユーザーが、そのウェブサイトにアクセスする際には、ブラウザにウェブサイトのURLを入力しますが、実際には、その裏側で、URLに対応するグローバルIPアドレスを使ってサーバーに接続しています。
ITシステム

金融機関の遠隔取引を支えるANSERとは

- ANSERの概要ANSER(Automatic answer Network System for Electronic Request)は、インターネットや電話回線を通じて、場所を選ばずに金融機関のサービスを利用できるシステムです。1981年にNTTデータによって開発され、その利便性の高さから急速に普及しました。現在では全国500以上の金融機関で導入されており、私たちの生活にとって欠かせない存在となっています。従来の金融機関のサービスは、窓口やATMが設置されている場所に直接出向く必要がありました。しかし、ANSERの登場により、自宅や外出先からでも、預金の残高照会や振込、公共料金の支払いなど、様々な取引を簡単に行うことができるようになりました。ANSERの大きな特徴の一つに、24時間365日いつでも利用できるという点があります。そのため、急な支払いが必要になった場合や、銀行の営業時間外でも、安心して取引を行うことができます。また、ANSERは高度なセキュリティ技術によって保護されており、安心して利用できることも大きな魅力です。
セキュリティ

アクセス制御の鍵!ACLとは?

- 情報セキュリティの基礎現代社会において、情報セキュリティは企業活動を行う上で、もはや欠かせない要素となっています。企業が持つ顧客情報や技術情報などの重要な情報資産は、攻撃者にとって格好の標的であり、その価値は年々高まっています。日々、手口を巧妙化するサイバー攻撃からこれらの貴重な情報資産を守るためには、堅牢なセキュリティ対策が必須です。情報セキュリティ対策は、建物のセキュリティ対策に例えることができます。不正侵入者を防ぐために、まず、建物の周囲にフェンスを設置したり、門に鍵をかけたりすることが重要です。情報セキュリティにおいても同様に、まずは基本的な対策をしっかりと行うことが重要です。その中でも、アクセス制御は情報セキュリティの基礎中の基礎と言えるでしょう。アクセス制御とは、情報へのアクセスを制限し、許可されたユーザーのみがアクセスできるようにすることです。例えば、社員証による入退室管理システムや、パスワードによるコンピュータへのログイン制限などが挙げられます。アクセス制御を適切に実施することで、不正アクセスや情報漏洩のリスクを大幅に低減することができます。情報セキュリティ対策の要ともいえるアクセス制御ですが、近年では、従来のパスワード方式の脆弱性を突いた攻撃が増加しており、より強固な認証方式の導入が求められています。