コンサル業界の「デグレ」とは?
- ファイル更新で起こる「デグレ」とは
「デグレ」という言葉をご存知でしょうか。耳慣れない響きかもしれませんが、特にコンサルタントの業務においては、頻繁に登場する表現です。
「デグレ」は、英語の「degrade」を短縮した言葉で、日本語に訳すと「劣化」という意味になります。コンサルタントの世界では、ファイル更新作業中に生じる、情報の欠落や質の低下といった状況を指して「デグレ」と表現します。
具体的には、ExcelやPowerPointを用いた資料作成が欠かせないコンサルタントの業務において、チームで共有しているファイルに最新の情報を反映させる作業は日常茶飯事です。しかし、作業中に誤って古いバージョンのファイルを上書き保存してしまったり、編集中に必要な情報をうっかり削除してしまったりといったミスは起こりえます。このようなミスによって、せっかく更新した内容が失われてしまうことを「デグレ」と呼び、コンサルタントにとって頭の痛い問題となっています。