ターミナル

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CUI入門:コンピュータと文字で対話

- CUIとはCUIは「Character User Interface」の略称で、文字を用いて計算機とやり取りを行う操作方式を指します。利用者はキーボードから文字を入力し、命令や指示を計算機に伝えます。計算機は受け取った命令を処理し、その結果を再び文字で表示します。CUIは、マウスを用いて画面上の図形要素を選択・操作するGUI(Graphical User Interface)とは対照的な存在です。GUIに比べて視覚的に分かりにくいと感じるかもしれませんが、コマンドと呼ばれる命令文を正確に入力することで、計算機を思い通りに操作できるという利点があります。CUIは、主にプログラム開発やサーバー管理といった専門的な作業で利用されます。これらの作業では、GUIよりも効率的に、かつ正確に計算機を操作する必要があるためです。また、CUIは歴史が長く、古くから計算機に慣れ親しんでいる利用者にとっては、馴染み深い操作方式と言えるでしょう。
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ターミナル:コンピュータへの命令の入口

「ターミナル」と聞いて、多くの人が駅や空港を思い浮かべるでしょう。確かに、多くの人々が行き交い、様々な場所へと旅立っていく場所という意味では、ITの世界における「ターミナル」も似たような役割を担っています。コンピュータにおけるターミナルは、文字による指示を送信し、その結果を受け取るためのインターフェースです。まるで駅で目的地を伝え、切符を受け取るように、私たちはターミナルを通じてコンピュータと対話を行います。 具体的な例として、コマンドプロンプトやターミナルエミュレータなどが挙げられます。これらのプログラムを通じて、私たちはキーボードから直接コンピュータに指示を送ることができます。例えば、ファイルの操作やプログラムの実行、ネットワークの設定変更など、様々な操作を文字列で指示します。コンピュータは受け取った指示を解釈し、その結果を再び文字でターミナルに返します。 GUI、つまりグラフィカルユーザーインターフェースが主流となっている現在でも、ターミナルは開発者やシステム管理者など、コンピュータと深く関わる人々にとって欠かせないツールとなっています。それは、直接的な操作性と高い自由度を兼ね備えているからです。まるでコンピュータと直接対話しているかのような感覚は、他のインターフェースでは味わえない、ターミナルならではの魅力と言えるでしょう。