
システムの縁の下の力持ち「バッチ処理」
- 「バッチ処理」とは
「バッチ処理」とは、コンピュータを使ってたくさんの作業をまとめて自動で行う処理のことです。
例えば、銀行のシステムを思い浮かべてみましょう。
日中はお客様がATMを使ったり、オンラインバンキングで取引したりと、その都に対応した処理が行われています。
しかし、夜間になると、日中の取引をまとめて反映して金利を計算したり、口座の残高を集計したりする必要があります。
このような、人が介在せずに、まとめて自動で処理を行うのが「バッチ処理」です。
バッチ処理は、銀行のシステム以外にも、毎月の給料計算や、大量のデータを分析する作業など、様々な場面で使われています。
大量のデータを効率よく処理できることが大きなメリットと言えるでしょう。
また、決まった時間に自動で処理を行うように設定できるので、人手不足の解消にも役立ちます。