シーケンス図

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開発

シーケンス図でシステムの動きを視覚化

情報システムは、様々なソフトウェアやハードウェアが複雑に組み合わさって成り立っています。そのため、システム全体がどのように動いているのか、一見しただけでは把握するのが難しい場合も少なくありません。 しかし、システムの開発や運用を行う上で、それぞれの要素がどのように連携し、データがどのように処理され、受け渡されているのかを理解することは非常に重要です。 例えば、あなたがオンラインショップで買い物をするとします。この時、画面に表示された商品情報や、入力した注文内容、クレジットカード情報などは、複数のシステムを介してやり取りされています。 まず、お客様がブラウザに入力した情報は、インターネットを通じてオンラインショップのサーバーに送られます。サーバーでは、データベースにアクセスして商品の在庫状況を確認したり、注文内容を記録したりします。そして、決済処理システムと連携してクレジットカードの承認を得て、最終的に商品が発送されるのです。 このように、システム全体の動きを把握することで、それぞれの処理のつながりや、問題が発生した場合の影響範囲を特定することができます。また、システムの改善点を見つけたり、新しい機能を追加する際の参考にすることも可能です。 システムの動作を分かりやすくするためには、図解を用いたり、専門用語を分かりやすく説明したりするなど、様々な工夫が必要です。