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動的なWebページをJavaで!JSP入門

JSPとは JSPは、「JavaServer Pages」の略で、動的なウェブサイトを構築するためによく利用される技術です。ウェブサイトを閲覧する利用者によって表示内容を変化させたり、その時々で異なる情報を表示させたりする、といった動きのあるウェブサイトを作る際に役立ちます。 JSPの特徴は、HTMLの中にJavaのコードを埋め込むことができる点にあります。Javaは、多くのウェブサイトやシステム開発で使われているプログラミング言語です。このJavaの力を借りることで、HTMLだけでは実現が難しかった、より柔軟で複雑な処理を行うことができるようになります。 例えば、ウェブサイトにログイン機能を設けたい場合を考えてみましょう。従来のHTMLだけでは、入力された情報が正しいかを判断し、その結果に応じて異なるページを表示することはできませんでした。しかし、JSPを用いることで、入力された情報とデータベースに登録された情報を照合し、ログインに成功した場合には会員専用ページへ、失敗した場合にはエラーメッセージを表示するといった処理が可能になります。 このように、JSPは動的でインタラクティブなウェブサイトを構築する上で非常に強力なツールとなります。Javaの知識を必要とするため、HTMLに比べて学習コストは高くなりますが、その分、高度な機能を実現することができます。