オンデマンド

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IT

ユーザーのニーズに応える「オンデマンド」とは

「オンデマンド」という言葉は、近年、様々な場面で耳にするようになりました。これは、利用者の要望に応じて、必要な時に必要なだけサービスや情報を利用できるという、従来の考え方とは異なる新しい利便性を提供する概念です。 従来のサービスは、提供側が時間や内容をあらかじめ決めている場合が多く、利用者はそれに合わせて利用するしかありませんでした。例えば、テレビ番組は放送局が決めた時間に視聴するしかなく、見逃した場合は録画する以外方法がありませんでした。 しかしオンデマンドの考え方が普及したことで、状況は大きく変わりました。動画配信サービスを例に挙げると、利用者は自分の見たい時に見たい番組を選んで視聴することができます。これは、サービスの提供時間ではなく、利用者の要求を起点としてサービスが提供されるという、オンデマンドの大きな特徴です。 このように、オンデマンドは従来のサービスに比べて、利用者の行動や選択がサービス提供時間に影響を与えるため、より利用者中心のサービスと言えるでしょう。オンデマンドの考え方は、動画配信サービス以外にも、音楽配信、電子書籍、フードデリバリーなど、幅広い分野で取り入れられており、私たちの生活をより便利で快適なものに変えつつあります。
WEBサービス

VODとは?仕組みやメリット・デメリットを解説

- VODの概要VODとは、「ビデオ・オン・デマンド (Video On Demand)」の略称で、利用者が自分の見たいタイミングで、見たい映像コンテンツを視聴できるサービスです。従来のテレビ放送のように、あらかじめ決められた時間に番組を見る必要はなく、インターネット回線を通じて、映画、ドラマ、アニメなど、様々なジャンルのコンテンツを自分の好きな時に楽しむことができます。VODサービスは、従来のレンタルビデオショップの様な形態をインターネット上で実現したものとも言えます。しかし、レンタルビデオショップのように借りに行く手間や延滞料金の心配がない点が大きなメリットです。 また、インターネットに接続できる環境であれば、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、様々なデバイスで利用できることも魅力です。VODサービスは、定額制で動画が見放題になるサービスと、見たい動画だけをその都度購入またはレンタルするサービスの二つに大別されます。 定額制サービスは、月額料金を支払うことで、配信されている多くの動画が見放題になるため、たくさんの動画を楽しみたいという方におすすめです。 一方、見たい動画だけをその都度購入またはレンタルするサービスは、特定の作品だけを見たい場合や、利用頻度が少ない場合に適しています。このように、VODサービスは、時間や場所にとらわれずに、自分のペースで映像コンテンツを楽しめる、大変便利なサービスです。