オブジェクトコード

記事数:(2)

開発

プログラミングの翻訳者:コンパイラとは?

私たちが日常的に使っている日本語とは全く異なる言葉で、プログラムは書かれています。コンピュータは、プログラムに書かれた内容をそのまま理解することはできません。そこで活躍するのが「コンパイラ」と呼ばれるソフトウェアです。コンパイラは、人間にとって理解しやすいプログラミング言語で書かれたプログラムを、コンピュータが理解できる機械語へと変換する役割を担っています。 例えるなら、日本語で書かれた小説を英語に翻訳する翻訳者のように、コンパイラはプログラムの世界とコンピュータの世界をつなぐ翻訳者と言えるでしょう。私たちが日本語で書かれた小説を読むことができるのは、翻訳者が日本語を英語に変換してくれるおかげです。 同じように、コンピュータがプログラムを実行できるのは、コンパイラがプログラミング言語を機械語に変換してくれるおかげなのです。コンパイラは、プログラムをコンピュータで実行するために必要不可欠な存在といえるでしょう。
開発

プログラムを動かす心臓部!コンパイルとは?

私たちが日々パソコンに指示を出す際、実はコンピュータは人間が使う言葉そのままでは理解することができません。コンピュータが指示を理解し、実行するためには、機械語と呼ばれるコンピュータ専用の言葉に変換する必要があります。この変換作業こそが「コンパイル」と呼ばれるものです。 コンパイルをイメージで捉えるなら、家の建築に例えることができます。建築家が設計図を書くように、プログラマーはプログラミング言語を使ってプログラムを作成します。しかし、家を建てる大工さんが設計図をそのまま見ながら作業できないように、コンピュータもプログラミング言語を直接理解することはできません。そこで、設計図を元に大工さんが理解できる作業指示書を作成する必要があります。この作業指示書を作成するのがコンパイラと呼ばれるものであり、プログラミング言語で書かれたプログラムをコンピュータが理解できる機械語に変換する役割を担っています。 このように、コンパイルは人間とコンピュータの橋渡しをする重要な役割を担っています。コンパイルによって、私たちは普段意識することなくコンピュータに複雑な処理を実行させることができるのです。