インターネット

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WEBサービス

いつでもどこでも耳で情報収集!注目のポッドキャスティングとは?

- ポッドキャスティングとはポッドキャスティングとは、インターネットを通じて音声コンテンツを配信・受信できる仕組みです。従来のラジオのように電波を使う必要がなく、インターネットに接続できる環境であれば、誰でも、いつでも、どこでも音声コンテンツを楽しむことができます。従来のラジオ放送との大きな違いは、自分の好きな時間に聴きたい番組を選んで聴けるという点です。通勤途中や家事の合間など、ちょっとした空き時間を有効活用して、情報収集や娯楽を楽しむことができます。また、ニュース、語学、ビジネス、エンターテイメントなど、多様なジャンルの番組が提供されていることも魅力の一つです。ポッドキャスティングは、専用のアプリやソフトウェアを使って聴くのが一般的です。これらのアプリでは、興味のある番組を登録しておくと、新しいエピソードが配信された際に自動的にダウンロードしてくれる機能や、再生速度を調整する機能など、便利な機能が備わっています。このように、ポッドキャスティングは、場所や時間に縛られずに、自分のペースで情報収集や娯楽を楽しみたいという現代人のニーズに合致した、新しいメディアの形として注目されています。
WEBサービス

ポータルサイト:インターネットの玄関口

- ポータルサイトとはインターネットが爆発的に普及し始めた1990年代後半、ユーザーは膨大な情報の中から目的の情報を探し出すことに苦労していました。そんな中、ユーザーにとって利便性の高いサービスとして登場したのがポータルサイトです。ポータルサイトとは、インターネットを利用する際に最初にアクセスするホームページのことです。その名の通り、まるでインターネットという広大な世界への入り口、玄関口のような役割を果たします。ユーザーはポータルサイトにアクセスすることで、様々な情報やサービスにアクセスすることができます。初期のポータルサイトでは、検索サービスをはじめ、ニュース、天気予報、株価情報、占いなど、幅広いジャンルの情報を提供していました。ユーザーはポータルサイト一つで様々な情報を得ることができ、大変便利な存在でした。近年では、検索エンジンの進化や、SNS、キュレーションサイトなど、情報収集の手段が多様化したことにより、従来型のポータルサイトの利用者は減少傾向にあります。しかし、ニュースサイトやブログサービスなど、特定のサービスに特化したポータルサイトは現在でも数多く存在し、多くのユーザーに利用されています。
Ai活用

進化する自動化の力:ボットプログラムとは?

私たちが日々当たり前のように利用しているインターネット。実はその裏側では、普段目にすることのない多くの技術が複雑に絡み合い、巨大なネットワークを支えています。その中でも、「ボットプログラム」と呼ばれる技術は、まさにインターネットの陰の立役者と言えるでしょう。ボットプログラムとは、人間が操作することなく、あらかじめ決められた作業を自動的に実行するプログラムのことです。インターネットの世界を飛び回りながら、膨大な情報の中から必要な情報を集めたり、ウェブサイトの情報を常に最新の状態に保ったりと、私たちの目に触れないところで活躍しています。 例えば、インターネットで買い物をするとき、私たちはその商品の価格や在庫状況を簡単に知ることができます。しかし実際には、膨大な数の商品情報の中から、私たちが求める情報を瞬時に探し出し、画面に表示するまでには、ボットプログラムの活躍が欠かせません。また、ウェブサイトに新しい情報が追加された際に、自動的にメールで知らせてくれるサービスも、ボットプログラムの働きによるものです。このように、ボットプログラムは私たちの生活をより便利で快適なものにするために、インターネットの様々な場面で活躍しています。インターネットを利用する私たちにとって、ボットプログラムは、まさに縁の下の力持ちと言えるでしょう。
プロトコル

メール送信の要!SMTPとは?

私たちは日々、何気なくメールを送受信しています。手紙のようにポストに投函するのではなく、瞬時に相手に届くメールは、私たちの生活にとって欠かせないコミュニケーションツールとなっています。では、このメールはどのようにして相手に届いているのでしょうか? メールの送信を陰で支えているのが、「SMTP」と呼ばれるプロトコルです。SMTPは、「Simple Mail Transfer Protocol」の略称で、メールサーバー間でメールの送受信を行うための共通ルールのようなものです。 例えて言うならば、SMTPは郵便局の配送システムのようなものです。差出人は、宛先や差出人名を記載した手紙をポストに投函します。このとき、郵便局の配送システムは、宛先を元に最適な配送ルートを決定し、手紙を配達します。メールの場合も同様に、差出人がメールを送信すると、SMTPはメールサーバー間でメールをリレーし、最終的に受信者のメールサーバーまで届けます。 このように、SMTPは、私たちが意識することなく利用しているメールシステムにおいて、非常に重要な役割を担っています。インターネット上でメールが相手に届くまでには、様々なプロセスを経ますが、SMTPはその中でも特に重要な役割を担っていると言えるでしょう。
WEBサービス

クラウドファンディング:新しい資金調達のカタチ

近年、インターネットの普及により、資金調達の方法も大きく変化しました。従来は、銀行からの融資や、ベンチャーキャピタルからの出資といった方法が主流でしたが、現代ではインターネットを通じて、不特定多数の人から資金を集める、新たな方法が登場しました。それがクラウドファンディングです。 クラウドファンディング最大の特徴は、資金提供者との関係性が従来の手法とは大きく異なる点にあります。銀行やベンチャーキャピタルは、事業の収益性や将来性を重視して融資や出資を行うのに対し、クラウドファンディングは、共感や共鳴といった、より感情的な結びつきを重視します。そのため、起業資金や商品開発費といったビジネスシーンだけでなく、地域 revitalization や芸術活動支援といった社会貢献活動など、幅広い分野で活用されています。 インターネット時代の資金調達方法であるクラウドファンディングは、従来の方法では資金調達が難しかったアイデアやプロジェクトに、実現の可能性を与えてくれる画期的なシステムと言えるでしょう。
クラウド

進化するファイル保管: クラウドストレージのススメ

皆さんは、パソコンやスマートフォンの容量がいっぱいになってしまい、困った経験はありませんか?写真や動画、音楽など、データはどんどん増えていきますよね。そんな時に便利なのが、「クラウドストレージ」と呼ばれるサービスです。 クラウドストレージとは、インターネット上にファイルを保管できるサービスのことです。 例えるなら、インターネット上に自分専用の倉庫を借りているようなイメージです。 自宅の収納スペースとは別に、広大な倉庫に大切なデータを預けておくことができるのです。 写真や動画、音楽、書類など、様々な種類のファイルを保管することができます。 クラウドストレージの大きなメリットは、いつでもどこでも、どの機器からでもデータにアクセスできるという点です。 例えば、旅行先でスマートフォンから写真にアクセスしたり、自宅のパソコンに保存した資料を外出先で確認したりといったことが簡単にできます。 また、万が一パソコンが壊れてしまっても、データはクラウド上に安全に保管されているため、安心です。 さらに、複数の端末でファイルを共有することも容易になります。 家族や友人と写真を共有したり、仕事の資料を共同編集したりする際に、とても便利です。 このように、クラウドストレージは私たちのデジタルライフをより快適にする便利なサービスと言えるでしょう。
ITシステム

インターネットの住所録:名前解決とは?

私たちが普段何気なく利用しているインターネット。ウェブサイトを見たり、メールを送ったりする際、必ずアドレスを入力しますよね。このアドレスは、私たち人間が理解しやすいように、特定の文字列で表されています。 しかし、実際には、インターネットに接続されたコンピューターやスマートフォンなどの機器は、文字列ではなく、数字で表された「IPアドレス」を使って情報のやり取りを行っています。このIPアドレスこそが、インターネット上の住所に相当するものです。 例えるなら、住所を記載する際に、「〇〇県△△市□□町1-2-3」と書く代わりに、「123.45.67.89」のような数字の羅列で表現するようなものです。インターネットの世界では、この数字の住所を使うことで、世界中のコンピューターと正確に情報をやり取りできるようになっています。 普段私たちが目にする分かりやすいアドレスは、この複雑な数字の羅列を、人間が理解しやすいように変換したものに過ぎません。インターネットの仕組みの裏側では、このように、人間には分かりにくい情報が飛び交うことで、円滑なコミュニケーションが実現されているのです。
ITシステム

無線LAN:ケーブル不要で快適インターネット

無線LANは、パソコンやスマートフォンなどを無線通信を使ってインターネットや他の機器と接続する技術です。従来の有線LANのように、機器とルーター間をケーブルで接続する必要がないため、配線が不要になり、部屋をスッキリと保つことができます。 無線LANの登場により、自宅やオフィスだけでなく、カフェや空港、駅など、さまざまな場所で手軽にインターネットに接続できるようになりました。そのため、場所を選ばずに仕事や情報収集、娯楽などが楽しめるようになり、私たちの生活に欠かせないものとなっています。 無線LANには、IEEE 802.11a/b/g/n/ac/axなどの規格があり、それぞれ通信速度や周波数帯、通信範囲などが異なります。最近では、高速かつ安定した通信が可能なIEEE 802.11acやIEEE 802.11axが主流となってきており、動画視聴やオンラインゲームなど、大容量データの送受信が必要な場合でも快適に利用できます。 無線LANを利用する際は、セキュリティ対策も重要です。悪意のある第三者に不正アクセスされることを防ぐために、パスワードの設定や暗号化方式の選択など、適切なセキュリティ設定を行うようにしましょう。
クラウド

進化するコンピューティング:クラウドの可能性

- クラウドコンピューティングとはクラウドコンピューティングとは、インターネットを通じて、必要な時に必要なだけコンピューターの資源を利用できるサービスです。まるで水や電気を必要な分だけ使うように、コンピューターの処理能力やデータを保存する場所などを、必要な時に必要なだけ利用できます。従来のパソコンやスマートフォンでは、利用したいアプリケーションをそれぞれの端末にインストールする必要がありました。しかし、クラウドコンピューティングでは、アプリケーションやデータはインターネット上のサービス事業者のコンピューターに置かれています。そのため、利用者はインターネットに接続さえすれば、場所を選ばずに様々なデバイスからサービスを利用できます。クラウドコンピューティングには、大きく分けて3つの種類があります。ソフトウェアをインターネット経由で利用できる「SaaS」、開発環境を提供する「PaaS」、コンピューターの基盤部分をサービスとして利用できる「IaaS」です。それぞれのサービスは、利用者のニーズや目的に合わせて選ぶことができます。クラウドコンピューティングの最大のメリットは、初期費用を抑えながら、必要な時に必要なだけコンピューター資源を利用できる点です。また、常に最新のソフトウェアやサービスを利用できるため、システムの維持管理の手間も軽減できます。さらに、データのバックアップやセキュリティ対策もサービス事業者が行うため、安心して利用することができます。このように、クラウドコンピューティングは、従来のコンピューター利用の概念を変える革新的なサービスと言えます。
クラウド

いまさら聞けない?クラウドの基礎知識

- クラウドとは インターネット上に広がる広大な情報空間を「クラウド」と呼びます。では、具体的に「クラウド」とはどのようなものなのでしょうか? 「クラウド」とは、インターネットを通じて様々なサービスを利用できる仕組みのことです。まるで、必要な時に必要な資料だけを借りることができる、巨大な図書館を想像してみてください。従来のように、資料を全て自分で揃える必要はありません。 以前は、パソコンにソフトウェアをインストールしたり、企業内にサーバーを設置してシステムを構築することが一般的でした。しかし、「クラウド」の登場により、状況は大きく変わりました。高価なソフトウェアも、場所を取るサーバーも、インターネットに接続するだけで、必要な時に必要なだけ利用できるようになったのです。 この「クラウド」の仕組みには、従来の方法と比べて多くのメリットがあります。まず、高額なソフトウェアや設備を購入する必要がなくなり、コスト削減につながるという点が挙げられます。また、場所を選ばずに利用できるため、自宅でも職場でも、外出先でも同じように作業できるという利便性も魅力です。さらに、常に最新のバージョンが利用できるため、セキュリティ面でも安心です。 このように、「クラウド」は、私たちの生活や仕事を大きく変える可能性を秘めた、革新的な技術と言えるでしょう。
WEBサービス

Webサイトの利便性を支えるクッキーとは?

インターネットを介して様々な情報に触れられる現代、ウェブサイトを閲覧する際に、知らないうちに小さな記録係が活躍しています。それが「クッキー」と呼ばれる仕組みです。クッキーは、ウェブサイト側が閲覧者の端末に一時的にデータを書き込み、情報を蓄えておく技術のことを指します。 例えば、オンラインショッピングで商品をカートに入れたままサイトを離れても、再度アクセスした際にカートの中身が保持されている、といった経験はありませんか? これはクッキーが情報を一時的に保存しているおかげで、ウェブサイトをより便利に利用できるようになっています。 クッキーは、ウェブサイト閲覧時に表示言語や地域設定などを記憶しておくことで、ユーザーが再度同じ設定をする手間を省いたり、ユーザーの興味や関心に合わせた広告を表示したりするためにも活用されています。 しかし、クッキーは便利な反面、プライバシーの観点から懸念されることもあります。ユーザーが意識せずに個人情報を含むデータが蓄積され、第三者に利用される可能性もゼロではありません。そのため、近年ではクッキーの利用に関する規制や、ユーザー自身がクッキーの利用を制御できる設定などが提供され始めています。 ウェブサイトを快適に利用するためにも、クッキーの仕組みやリスクについて正しく理解しておくことが大切です。
IT

インターネットの鍵を握る「プロバイダー」とは?

「プロバイダー」とは、何かを提供する事業者のことを広く指しますが、日常生活で特に耳にするのは「インターネットサービスプロバイダー」のことを指す場合が多いでしょう。これは、私たちが普段インターネットに接続するために契約している会社のことです。 では、プロバイダーは具体的にどのような役割を担っているのでしょうか? 私たちがインターネット上の様々なウェブサイトを閲覧したり、メールを送受信したりするためには、まずプロバイダーと契約し、インターネットに接続する必要があります。プロバイダーは、インターネットという広大な情報網への接続経路を提供してくれる役割を担っています。 イメージとしては、プロバイダーは大きな道路のようなもの、そして私たちの家からその道路までの道筋を作る役割を担ってくれている、と考えると分かりやすいかもしれません。 このようにプロバイダーは、インターネットの世界への入り口として、私たちが日々情報を得たり、コミュニケーションを取ったりするために欠かせない存在となっています。
セキュリティ

プロキシサーバー:あなたのネットの頼れる仲介役

- プロキシサーバーとはインターネットは、世界中のコンピューターが情報をやり取りする巨大なネットワークです。その中で、私たちが普段ウェブサイトを閲覧したり、メールを送受信したりする際に、裏方で活躍しているのが「プロキシサーバー」です。プロキシサーバーは、簡単に言うと「代理サーバー」のことです。例えば、あなたがウェブサイトを見たいとき、直接そのウェブサイトにアクセスするのではなく、プロキシサーバーに「このサイトが見たい」と要求します。すると、プロキシサーバーがあなたの代わりにウェブサイトにアクセスし、情報を取得してあなたに届けます。つまり、あなたとウェブサイトの間のやり取りを、プロキシサーバーが仲介してくれるわけです。では、なぜわざわざプロキシサーバーを使うのでしょうか?それは、プロキシサーバーには様々なメリットがあるからです。まず、セキュリティの向上です。プロキシサーバーを使うことで、あなたのコンピューターはウェブサイトと直接接続しません。そのため、悪意のあるウェブサイトから、あなたのコンピューターが攻撃されるリスクを減らすことができます。また、通信の効率化も期待できます。プロキシサーバーは、一度アクセスしたウェブサイトの情報を一時的に保存しておく「キャッシュ」という機能を持っています。そのため、同じウェブサイトに再びアクセスする場合、プロキシサーバーは保存した情報を利用して、より速く情報を表示することができます。このように、プロキシサーバーはインターネットをより安全かつ快適に利用するために、重要な役割を担っています。
WEBサービス

誰でも発信者!ブログの進化と可能性

「ブログ」という言葉は、今や私たちの生活にすっかり馴染み、毎日のように目にしたり、耳にしたりするようになりました。しかし、「そもそもブログとは何か?」と改めて問われると、明確に説明できる人は少ないのではないでしょうか。 ブログという言葉は、「ウェブログ(Weblog)」という言葉が変化してできたものです。ウェブログは、「Web(ウェブ)」と「記録」を意味する「Log(ログ)」を組み合わせた言葉です。インターネット上に、まるで個人の日記のように、日々の出来事や考えを記録し、公開するウェブサイトを指していました。 2000年前後には、個人が気軽に情報を発信できるツールとして、このウェブログが急速に普及し始めました。そして、ウェブログという言葉が短縮され、「ブログ」と呼ばれるようになったのです。ブログは従来のウェブサイトとは異なり、専門知識がなくても簡単に情報発信ができるという点で、画期的なツールとして注目を集めました。 今日では、個人の日記だけでなく、企業が情報発信を行うプラットフォームとしても広く活用されています。
クラウド

オンラインストレージ:いつでもどこでもデータにアクセス

- オンラインストレージとは インターネットの普及とともに、私たちの身の回りにはデジタルデータがあふれるようになりました。スマートフォンで撮影した写真や動画、パソコンで作成した資料など、その種類も量も増加の一途をたどっています。 こうしたデータの保管場所として、近年注目を集めているのが「オンラインストレージ」です。 オンラインストレージとは、インターネット上に用意されたデータ保管スペースを、誰でも利用できるサービスのことです。 従来のデータ保管方法といえば、パソコン本体やUSBメモリ、外付けハードディスクなどが一般的でした。しかしこれらの方法は、パソコンの故障や紛失、盗難などによってデータが失われてしまうリスクが常に付きまといます。 その点、オンラインストレージはデータがインターネット上に保管されているため、こうしたリスクを回避することができます。たとえパソコンが故障しても、別の端末からインターネットに接続すれば、いつでもデータにアクセスすることが可能です。 また、オンラインストレージは場所を選ばずにデータのやり取りができる点も大きなメリットです。従来のように、USBメモリやメールでデータを送受信する手間は必要ありません。インターネットに接続できる環境さえあれば、誰でも簡単にデータの共有や共同作業を行うことができます。 このように、オンラインストレージは従来のデータ保管方法と比べて、安全性と利便性が飛躍的に向上したサービスと言えるでしょう。写真や動画、文書ファイルなど、様々な種類のデータを保管することができますので、ぜひ活用してみて下さい。
ハードウェア

ブロードバンドルーター:家庭内ネットワークの中心

- ブロードバンドルーターとはブロードバンドルーターは、高速インターネット回線を複数の端末で共有するために必要不可欠な、家庭内ネットワークの要となる機器です。インターネット回線を契約すると、プロバイダーから提供されるモデムに接続し、そこから複数の端末に対してインターネット接続を分配する役割を担います。たとえば、スマートフォン、パソコン、ゲーム機など、複数の機器をインターネットに同時に接続したい場合、それぞれに回線を契約する必要はありません。ブロードバンドルーターがあれば、1つの回線を複数の機器で効率的に共有することができます。近年では、光回線などの高速インターネットの普及に伴い、ほとんどの家庭で利用されています。ブロードバンドルーターは、高速なインターネット接続を複数の端末で快適に利用するために欠かせない存在と言えるでしょう。
IT

ブロードバンド:高速インターネットの鍵

- ブロードバンドとは「ブロードバンド」とは、従来の電話回線を用いたインターネット接続と比較して、大量のデータを高速で送受信できる通信回線のことを指します。 この技術の登場により、以前は困難であった動画視聴やオンラインゲーム、大容量ファイルの送受信などがスムーズに行えるようになり、私たちのインターネット体験は飛躍的に向上しました。従来の電話回線を用いた接続方式(ナローバンド)では、音声データを送るために設計された細い回線を用いてインターネットに接続していました。そのため、ウェブサイトの閲覧だけでも時間がかかったり、動画が途切れてしまったりするなど、快適なインターネット利用は難しい状況でした。一方、ブロードバンドは、光ファイバーや高速デジタル線など、より太い回線を採用しています。そのため、大量のデータを高速で送受信することが可能となり、動画視聴やオンラインゲームなどもストレスなく楽しめるようになりました。また、大容量ファイルの送受信も短時間で済むようになり、ビジネスシーンでの利用も増加しています。現在では、ブロードバンドは単なる高速なインターネット回線という枠を超え、私たちの生活や社会活動に欠かせないインフラとなっています。今後、さらに高速化、大容量化が進み、私たちの生活はより豊かで便利な方向へと変化していくことが予想されます。
プロトコル

インターネットの住所番地を管理するICANNとは?

私たちが日々インターネット上で様々なウェブサイトを閲覧したり、メールを送受信したりできるのは、それぞれの情報に特定の「住所」が割り振られているおかげです。このインターネット上の住所にあたるのが、ウェブサイトの名前を表す「ドメイン名」と、インターネットに接続されている機器一つ一つを識別する「IPアドレス」です。 もし、これらの情報が国や地域ごとにバラバラに管理されていたとしたら、情報の混乱が生じ、インターネットは正しく機能しなくなってしまいます。そこで、インターネット全体にとって重要なこれらの情報を世界規模で一元的に管理している組織が存在します。それが、「ICANN(アイキャン)」と呼ばれる非営利団体です。 ICANNは、ドメイン名やIPアドレスを適切に割り当て、管理することで、インターネットの安定運用を支えています。インターネットは今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。その基盤を陰ながら支えるICANNの役割は、今後ますます重要性を増していくと言えるでしょう。
WEBサービス

インターネットの入り口、ブラウザーを知ろう!

私たちが日々当たり前のように利用しているインターネット。その膨大な情報にアクセスし、閲覧するためには、「ブラウザ」と呼ばれるソフトウェアが欠かせません。ブラウザは、インターネット上の情報を見るためのソフトウェアであり、普段何気なく見ているウェブサイトも、このブラウザを通して表示されています。 ブラウザは、インターネットの世界への入り口と言えるでしょう。ウェブサイトは、実はコンピュータが理解できる特別な言語で書かれています。私たち人間には理解することが難しいこの言語を、ブラウザは変換し、文字や画像、動画などを表示してくれるのです。 つまり、ブラウザはウェブサイトと私たちの間を取り持つ、通訳のような役割を果たしていると言えるでしょう。インターネットを利用する際、私たちが目にするのはブラウザの画面であり、ブラウザを通してウェブサイトの情報にアクセスしているのです。 現在では、様々なブラウザが存在し、それぞれが異なる特徴や機能を持っています。そのため、自分の利用環境や目的に合ったブラウザを選ぶことが重要です。
WEBサービス

インターネットへの入口、フレッツを解説

- フレッツとはフレッツは、東日本電信電話株式会社(NTT東日本)と西日本電信電話株式会社(NTT西日本)が提供している、インターネットに接続するためのサービスの総称です。インターネットをよく利用する方であれば、一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。フレッツは、私たちが普段何気なくインターネットを利用する上で、なくてはならない重要な役割を担っています。たとえば、ウェブサイトを閲覧したり、電子メールを送受信したり、動画を視聴したりなど、私たちがインターネットを通じて行う様々な行動は、すべてフレッツのようなインターネット接続サービスを通じて実現しています。フレッツは、言わばインターネットの世界への入口と言えるでしょう。フレッツには、光回線を利用した高速な「フレッツ光」や、ADSL技術を用いた「フレッツADSL」など、様々な種類があります。利用者のニーズや環境に合わせて、最適なサービスを選ぶことができます。近年では、より高速で安定した通信が可能な光回線の人気が高まっており、フレッツ光は多くの家庭や企業で利用されています。
プロトコル

Webサイトを安全に閲覧するためのHTTPS

インターネットは、今や私たちの生活に欠かせないものとなっています。情報収集や買い物、友人との交流など、様々な用途で利用されていますが、その一方で、インターネット上には危険も潜んでいます。 インターネット上で情報を安全にやり取りするためには、セキュリティ対策が必須です。そのセキュリティ対策として重要な役割を担っているのが、「HTTPS」という通信方式です。 HTTPSは、ウェブサイトと利用者の間でやり取りされる情報を暗号化することで、第三者による盗聴や改ざんを防ぎます。例えば、オンラインショッピングの際にクレジットカード情報を入力する場合、HTTPSで接続されていれば、その情報は暗号化されて送信されるため、万が一、第三者に通信内容を盗み見られても、解読される心配はありません。 HTTPSは、ウェブサイトのアドレスの前に「https//」と表示されていることで確認できます。また、ブラウザによっては、アドレスバーに鍵マークが表示されることもあります。インターネットを利用する際には、これらの表示を確認し、安心して情報を入力できるウェブサイトかどうかを見極めることが大切です。
セキュリティ

インターネットの信頼性を支えるRPKIとは?

- RPKIの概要インターネット上で情報をやり取りする際、私たちは住所のような役割を持つIPアドレスを使って通信相手を特定しています。しかし、従来の仕組みでは、このIPアドレスを誰がどのように使用しているのか、簡単に偽ることができてしまうという問題がありました。悪意のある第三者が他人のIPアドレスを不正に使用することで、情報を盗み見たり、改ざんしたりする可能性も考えられます。RPKI(リソース公開鍵基盤)は、このようなIPアドレスの不正利用を防ぎ、インターネットの安全性を高めるための技術です。これは、公開鍵暗号技術を用いて、IPアドレスと、そのアドレスを正当に使用できる組織を結びつけることで実現されます。RPKIでは、IPアドレスを管理する組織は、自組織の公開鍵と、その鍵で署名されたIPアドレスの利用許可情報を組み合わせた「証明書」を発行します。インターネット上で情報をやり取りする際に、この証明書を確認することで、通信相手のIPアドレスが本当に正しいものなのか、信頼できる機関によって発行されたものなのかを判断できるようになります。RPKIの導入により、IPアドレスのなりすましやハイジャックなどの攻撃を防ぎ、より安全で信頼性の高いインターネットを実現することができます。近年、インターネット上でのセキュリティの重要性が高まる中、RPKIはインターネットの基盤技術としてますます重要な役割を担っていくと考えられています。
セキュリティ

情報選別を担う「フィルタリング」とは

- フィルタリングの定義「フィルタリング」とは、大量のデータの中から、あらかじめ決めた条件を満たすものだけを抽出したり、逆に条件に合わないものを排除したりする仕組みのことを指します。 例えば、コーヒーを淹れる際にペーパーフィルターを使うと、コーヒーの粉は通さずに、抽出液だけが流れ落ちます。これはまさに、フィルタリングの一例と言えるでしょう。情報社会において、フィルタリングは特に重要な役割を担っています。インターネット上には日々、膨大な情報が溢れかえっており、その中から必要な情報だけを見つけ出すことは容易ではありません。そこで活躍するのがフィルタリングの技術です。例えば、検索エンジンで知りたい情報を調べたい時、キーワードを入力することで、関連する情報だけが絞り込まれて表示されます。これもフィルタリングの技術が活用されている一例です。また、電子メールサービスなどで、特定の人からのメールだけを受信したり、迷惑メールを自動的に排除したりする機能にも、フィルタリングの技術が応用されています。このように、フィルタリングは、膨大な情報の中から必要な情報だけを取り出したり、安全な情報環境を構築したりするために、欠かせない技術と言えるでしょう。
プロトコル

インターネットの標準仕様書、RFCとは?

- RFCの概要RFCとは、「コメントを求める」という意味の英語表現「Request for Comments」の頭文字をとったものです。これは、インターネット上で広く使われている技術や通信プロトコルなどの標準仕様を文書化したものです。インターネット技術に関する様々な情報や運用ルールなどが、RFCには事細かに記されています。 RFCを作成しているのは、インターネット技術の標準化を進めている組織であるIETF(Internet Engineering Task Force)です。IETFは、インターネット技術者が集まり、議論を重ねながら、RFCの内容を決定していきます。RFCは基本的に英語で記述されていますが、インターネット上で誰でも無料で閲覧することができます。 RFCは、インターネットの基盤を支える重要な役割を担っています。インターネット技術の開発者や運用者は、RFCを参照することで、共通の仕様に基づいたシステム開発や運用を行うことができます。RFCは、インターネットが世界中で利用できる、オープンな技術として発展していく上で、無くてはならない存在と言えるでしょう。