インタプリタ

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開発

インタプリタとは?仕組みとメリット・デメリットを解説

- インタプリタの役割コンピュータは、人間の指示を理解して様々な処理を行うことができる便利な機械ですが、そのままでは人間が普段使っている言葉や計算式を理解することはできません。 コンピュータが理解できるのは、電気信号のオンとオフに対応する「0」と「1」の数字の列のみです。これは「機械語」と呼ばれ、コンピュータを動かすための最も基本的な命令文となっています。しかし、人間が「0」と「1」の羅列だけで複雑なプログラムを作るのは非常に困難です。そこで登場するのが、「プログラミング言語」と「インタプリタ」です。プログラミング言語は、人間が理解しやすい英単語や記号を用いてプログラムを記述できるようにした言語です。そして、インタプリタは、プログラミング言語で書かれたプログラムを、コンピュータが理解できる機械語に翻訳する「通訳者」のような役割を担います。インタプリタは、プログラムを1行ずつ順番に読み込み、それを機械語に変換しながら、コンピュータに実行させます。 翻訳と実行を同時に行うため、プログラムを実行しながらエラーを発見し、修正することができるという利点があります。 このように、インタプリタは、人間が書いたプログラムをコンピュータが理解し、実行するための橋渡しとして、重要な役割を担っているのです。
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ソースコード:プログラムの設計図

コンピュータプログラムは、人間が作成した指示書に従って様々な処理を行います。この指示書は、コンピュータが理解できる特殊な言葉で書かれており、これをソースコードと呼びます。人間が普段使用している言葉と違い、コンピュータ向けの言葉は厳密なルールに従って記述する必要があります。このルールをプログラミング言語と呼び、様々な種類が存在します。 ソースコードは、コンピュータへの指示を順番に記述したものです。例えば、画面に特定の文字を表示させる、数値を計算する、他のプログラムを起動するといった指示を、プログラミング言語のルールに従って記述していきます。これらの指示は、コンピュータによって一行ずつ解釈され、実行されます。 つまり、ソースコードはプログラムの設計図と言えるでしょう。建築家が設計図に基づいて家を建てるように、プログラマーはソースコードに基づいてコンピュータプログラムを組み立てていきます。ソースコードは、プログラムの構造や動作を理解する上で非常に重要な役割を果たします。